オトナは先入観を持たないようにするために、遊び心が必要。

投稿者: | 2014年10月12日

#898 オトナは先入観を持たないようにするために、遊び心が必要。

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みなさん、こんにちは。

昨日に引き続き、この本からのシェアです。

マリリン・バーンズ 晶文社 1985-03-25

ものの見方はひとつじゃない。

ものの見方はひとつではありません。

有名なだまし絵があります。

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若い女性が向こうを向いているように見えるし、老婆が顎を引いて向かって左の方を見ているようにも見えます。

ひとつの絵が見えたら、もう一方の絵がある可能性も考えずに、決めつけてしまっていないでしょうか。その見方が自己流とも気付かずに。

ものの見方にもセンスが必要。

人は問題や物ごとを、決め付けや先入観でみてしまいます。

ものを見るときは、あらゆる感覚を使いながら、アタマをノビノビ使うことが大切です。

アタマだけを使っていてはいけません。ほとんどの人が、自分に備わった感覚を使いきっていません。

オトナになればなるほど、知識や経験が増えて、いろんな先入観を持ちやすくなります。

だからといって、「先入観を持たないようにしなきゃ!」とマジメに考えすぎてもよくありあません。

なまけないでマジメに考えることも必要ですが、遊び心やいろんな人のマネ、発想を飛ばすことが大切です。

要は、考えるセンスが必要になります。

ああ、私もセンスがほしい。(参照:私のセンスがわかるブログ)

オトナには考える練習が必要。

会社で事業戦略や事象からの対策を考えることがあります。

それをするのは、ほとんどが会議室。

「事件は会議室で起きているんじゃない!」と青島サンが言っているように、会議室でウンウンうなって考えていても、それはあらゆる感覚は使っていないし、アタマをのびのび使ってもいない、さらにはセンスがあるようにも見えません。

出てくるアイデアは、昔々の昭和な香りのする成功事例、「とにかく頑張ろう!」という掛声だけです。ある意味、遊び心いっぱいです(笑)

経営の指標やフレームを使った見方をすることも大切ですが、その見方がひとつにならないように、遊び心を加えることも大切です。やっぱり、センスって大切ですね。

会社で会議をするより、現場や競合のお店に行って、そこの人の雰囲気や、色遣い、並べ方、POPの使い方などを見て、触って、感じて、気がついたことを100個書き出せば、簡単にいろんなことが思いつくし、自分たちの戦略も見えてきます。

そして、YESマンだけではなく、いろんな見方ができる人でチームを組みたいものです。

つづく。

 

◆近況報告◆

今日は、これから息子のサッカーです。

1日1新:スープカレー。

 

今日も一日感謝です。