自己流の考え方を見直す最初の一歩。

投稿者: | 2014年10月11日

#897 自己流の考え方を見直す最初の一歩。

scaffolding-634179-m

みなさん、こんにちは。

たまには本からの学びを何回かに分けてシェアしようと思います。

自分自身、今まで以上(今までほとんど考えていないけど)に考えることが必要になり、「あれ、戦略ってどこからどうやって考えればいいんだっけ??」という状態に陥り、考える練習が不足しているので、小学生レベルからやり直そうと思いました。

で、10歳から読めるこの本を読みなおしています。息子と一緒に。

お子さんがいらっしゃる3ノットのみなさま、考え方を考えるのにおすすめです。

マリリン・バーンズ 晶文社 1985-03-25

自己流で考えちゃダメだ。

この本に、こういった文があります。

自己流で考えちゃだめだ。

自分は、どうして自分の考えが正しいと思うのか?

今までうまくいっていたから?

誰かが言っていたから?

何かの本に書いてあったから?

自分が慣れ親しんでいる”自己流”の考え方と違う考え方ができたら、もしかしたら問題が簡単に解決できるかもしれません。

”自己流”の考え方を変えるにはどうしたらいいのでしょうか?

いつも見ていることをちゃんと見る。

この本では言っています。

ありふれたものをみつづけること。はじめてみるときのようにみるんだ。

さて、いつも使っているスマホ。一番最初の画面にあるアプリをすべて順番通りにかけますか?

毎日何回も見ているスマホの画面。何回も見ていますが、ちゃんと見ていないはずです。

いつも使っているスマホに限らず、会社のPCのトップにあるフォルダ、電話のボタンの数、毎日通る道のマンホールの数、毎日見ていても覚えていないことはたくさんあります。

逆に言うと、自分の見たいところしか見ていないということです。

ちょっと立ち止まってしっかりと見てみると、新しい発見があります。

「こんな風に置いてあったんだ。」とか「こんな形をしていたんだ。」とか。

まずは、しっかりと見ることが大切ですね。

みるときは、あらゆる感覚をつかう。

何かをしっかりと見る時、あらゆる感覚を使います。

視覚はもちろん、どんな匂いがするか、どんなかたさか、どんな味か、どんな気持ちになるか、いろんな感覚をつかって”みる”ことが大切です。

自分が想像していた通りなのか、それとも全く違っているのか、新たな発見があって何かと組み合わせられるか、そういったことを考えるようにします。

考え方の練習をするには、アタマだけ使うのではありません。

自分のあらゆる感覚を使うことが大切です。

仕事も同じです。

わかっている数字、知っている現場など、それらをもう一度改めてちゃんとあらゆる感覚を使って見てみると、いろんなヒントやアイデアが浮かんできます。

アイデアは、新しいものを取り入れるのではありません。今目の前にあることを、あらゆる感覚を使って改めて見てみることから始まります。 

つづく。

 

◆近況報告◆

今日は、学校公開日で授業参観などなど。

1日1新

 

今日も一日感謝です。