マーケティングとは、動詞であり、マーケティングとは、習慣である。

投稿者: | 2020年8月11日

マーケティングとは、動詞であり、マーケティングとは、習慣である。

以前、「結婚は動詞である。」と書きましたが。

マーケティングも同じです。

  

「どういうことなの?」と思われるかもしれませんが、こういうことです。

  

先日、とある化粧品販売の会社を経営されている方のお話を伺いました。

その会社は、そういうのに疎いヨメでも使っているくらい(?)認知度が高く、

最近、原宿駅の目の前に店舗ができたので、ボクでも知っていました。

  

その会社では、店舗やWEBを使って、いろんなデータを取っています。

多くの小売業は、POSデータ(販売時点情報管理)を取ったり、

会員属性を取って、クロスさせたりして分析するわけですが、

この会社は、【購買前データ】を取る仕組みを持っています。

  

言われてみれば、POSだと、結果的に売れた商品はわかりますが、

それを買うまでのユーザーの行動はわからないわけです。

商品Aを購入したときに、POSだと「商品Aが1個売れた」という情報だけですが、

その手前には、その人が どれくらいの頻度で店舗やお店に来て、どれくらい滞在して、

どんな肌特性で、どんなサンプルをもらって、どんなカウンセリングを受けて、

最終的に、商品Aを購入したのか?がわかったらどうでしょう?

すごいですよね! いや、すごいんです。

  

その人の行動特性が予めわかるので、どんな行動を取ってもらったら購入してくれる

確率が高まるのかがわかるので、それをもとに店舗設計もできます。

さらには、WEBでは比較的できつつありますが、行動特性でセグメントもできちゃう。

この会社の方針は、「ユーザーにとって、楽しいか?役に立つか?」の視点で常に

考えられていますが、こうした仕組みがあることで、相手のことをより深く理解して、

店舗のつくりや、サービスとして具現化していて、

さらに、それらがすべてKPIとして、数字で把握できるようになっているそうです。

  

時代は変わるし、ユーザーの動向も時代によって変わります。

その変化を多面的にとらえられるように、そうした仕組みをつくっていることに、

自分、まだまだだなぁ、、、と。

  

さらには、ユーザーをいかに楽しませられるか?、役に立てるか?を常に考えている姿勢は、

まさに、マーケティングは動詞であり、習慣化している姿そのものだと思った次第です。

 

 



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