新しいツールを導入して、任せる仕事を見極める。

投稿者: | 2020年5月21日

新しいツールを導入して、任せる仕事を見極める。

コミュニケーションツールとして、新しいツールを入れました。

そうしたとき、導入したチームのメンバーの反応は二つに分かれます。

 

一つ目のチームは、最低限のことしかやらない人。

新しいツールなので、どうやって使えばいいかわからないし、ルールも決まっていないから、何か言われるまで使わなくていいや、という人たちです。

良い意味で慎重派ですし、みんなが使ってから使い始めるので、つまずくポイントもわかった上で使うので効率的ですよね。

しかし、自ら動くわけではないので、決められたことを決められた通りやる、ルールを守る側のグループに属します。

 

二つ目は、どんどん使ってみる人。

新しいツールだからこそ、触ってみなければわからない。だから、どんどん触ってみよう!という人たちです。

とりあえず、表示されているボタンを全部押してみて、どんなことができるのかを知ろうとします。

そして、他の人を巻き込んで、いろいろと試してみるんです。

多くの失敗もしますが、失敗するがゆえに使い方を覚えるスピードがものすごく速いわけです。

そして、新しいツールの使い方を提案してきて、ルールを作る側に属します。

 

これは、どちらが良い悪いではありません。

ただ、これで任せる仕事、仕事の任せ方を見分けることができます。

 

一つ目のタイプの人は、任せられたことをキチンとこなす人。

決められたことを決められた通りにすることが得意なので、前提やプロセスをキチンと説明することで、仕事をスムーズに任せることができます。

逆に言うと、イレギュラーな対応やザックリと頼むことはできません。

 

二つ目のタイプのどんどん使ってみる人には、目的を伝えて、やってはいけないラインだけを決めて、丸投げしてもOK。

自分で考えて、自分で進めることができます。

失敗してもあまり気にせずに、ゴールに向かって突き進みます。

抜け漏れも多いので、チェックは必要になりますが、突進力は抜群です。

 

こんな感じで新しいツールを入れた時の反応で、そうしたタイプを見分けることができます。

他にも、普段の仕事の取り組み方で、メンバーのタイプを見極められます。

そうしたメンバーそれぞれの特性をつかんで、任せる仕事を考え、チームでのパフォーマンスを上げることがリーダーして大切なことです。

 

 

 

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