仕事ができる人は、HOWより先にWHYを考えている。

投稿者: | 2020年5月9日

仕事ができる人は、HOWより先にWHYを考えている。

上司やお客様に依頼される仕事。

その仕事のアウトプットの質の違いは、考える順番にあります。

 

あるとき、資料作成をAさんに依頼しました。

Aさんは資料作成をするにあたって、質問をしてきました。

「いつまでに、どのデータを使って、どういう風に作ればいいですか?」と。

しかし、出来上がってきた資料は、期待していたモノではありませんでした。

 

別の機会に、同じような資料作成をBさんに依頼しました。

Bさんも、資料作成をするにあたって、同じような質問をしてきました。

そして、出来上がってきた資料は、期待していた通りのモノでした。

その後、資料作成をお願いするときは、Bさんにすることにしました。

 

Aさん、Bさんは同じようなスキルを持っていて、同じような資料を作るために同じような質問をしたのに、なぜアウトプットに違いが出てしまったのでしょう?

 

それは、HOWとWHYの順番です。

Aさんは、HOWから入りました。

効率良く仕上げるために、どのデータを使って、どうやって短時間で資料を作成できるか、つまりはHOWを先に考えて作りました。

 

一方のBさんは、WHYから考えていました。

なぜその資料が必要なのか?、目的は何なのか?、誰に対して何をするために作成するのか?

それを踏まえたうえで、どのデータを使って、どうやって短時間で資料を作成できるかを考えて作りました。

 

WHYから考えるか、HOWだけ考えるか。

その違いだけで、仕事の質は大きく変わり、依頼される仕事も変わってきます。

常に目的を考えて仕事をするクセを持ちたいものです。

 

 

●「マーケティングに興味あるけど、どこから手をつければいいの?」と思ったらお声掛けください●

【マーケティング支援サービス】

*あなたに必要なマーケティング戦略を一緒に描くサービスです!

↓Kindleで本を出版してみました↓