WEB・デジタルマーケティングが上手くいかない理由は、とてもシンプルです。
WEB・デジタルマーケティングを強化したい会社はとても多いようです。
その困り事の内容もいろいろとありますが、個人的には上手くいかない理由は極めてシンプルだと思っています。
WEB・デジタルマーケティングでよく聞く困り事。
WEB・デジタルマーケティングでよく聞く困り事は、いくつかあります。
ちなみに、個人的にはお世話になっているコンサルさんの考えに従い、便宜上、WEBマーケティングは集客、デジタルマーケティングはCRMでの個別にデジタルでアプローチすることを指します。
で、多くの場合は、WEBマーケティングの集客の悩みが多いです。
「SEOを強化したい!」とか、「リスティング広告の費用対効果を高めたい!」「コンテンツで集客をしたい!」など。
そして、その次の段階として、デジタルマーケティングでの顧客育成と呼ばれる領域での悩みが出てきます。
「会員登録してもらったけど、どうやって優良客になってもらえば良いかわからない!」とか、「リピーターになってもらうシナリオを描きたい!」など。
こういった風に、WEB・デジタルマーケティングの悩みは、いろいろあります。
戦略あってのWEB・デジタルマーケティング。
多くの場合、こうした悩みのひとつひとつに対しての解決方法を探します。
ボクも、そうした悩みを持っていましたので、よくわかります。
「ああ、検索結果で上位表示、SEOをかけるために構造を見直して、タイトル見直して、テキスト増やして・・・。」とか、「広告効率を上げるために、ああして、こうして・・・。」とか、「コンテンツマーケティングをするために、コラムをつくらないと・・・。」など、そうした困り事に対して、どうやったら良いかを一生懸命考えて実践していました。
しかし、こうした悩みは、枝葉の部分なんですね。
それは、料理が美味しくないのに、集客やリピーターを増やそうとするようなもの。
もっと幹の部分を考える必要があります。
幹の部分とは、戦略を考えるということ。
自分たちの提供できる価値は「誰に?何を?どうやって提供するの?」かを明確にして、その戦略があった上ではじめてWEB・デジタルマーケティングのどの部分を強化するかを考えないといけないわけです。
下半身を鍛えるように。
WEB・デジタルマーケティングが上手くいっていないところは、こうした枝葉ばかりに目がいってしまっている場合がほとんどです。
根本治療をしないで、対処療法でなんとかしようとするから上手くいかないんです。
SEO会社に「SEOこそがWEBマーケティングに重要ですよ」とそそのかされて高いお金を払ったり、「これからはコンテンツマーケティングですよ」と言われてコンテンツ制作の会社に丸投げしたりして、瞬間風速的に成果は出ても、継続的に思うような成果につながらないんです。
まずは、改めて「誰に?何を?どうやって?」を見直し、コンセプトを明確にして、戦略をつくり、目標をつくり、目標要件を決めて、その目標を達成するためにWEBマーケティングに着手するのか、デジタルマーケティングから始めるのかを明確にし、WEBマーケティングならチャネル別セッションを考えてどこに注力するのかを決めて、デジタルマーケティングならCRMなのかMAなのか、それをどうやって組み立てるのかを考えることが大切です。
いってみれば、良いプレーをしたいならば、まずは地道に下半身を鍛えておくことが何より大切だよねってことです。
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