ボスのスゴいところを3つ挙げました。
今、一緒に仕事をさせていただいているボスがいます。
そのボスは、おもしろい(比較的下のネタが好き)し、成果も出しているし、上層部からも一目を置かれている。
一方で、仕事をつくるのが上手な反面、周りから理解してもらえない部分もあり、敵も多い。
で、そのボスと、あるプロジェクトで初めて一緒に仕事をさせていただくことがありました。
そこで、ボスの思考に触れて、そのスゴさが理解できました。
そのスゴさとは?
『問いの立て方』が違う。
ボススゴいところは、『問いの立て方』です。
例えば、「売上をどうやって上げるか?」を考えるとしましょう。
多くの人は、「チラシをまこう」、「セールをやろう」、「広告を打とう」といった感じで、「どうやって売るか?」を考えます。
しかし、ボスの思考で立てる問いは「どうしたら買いたくなるか?」なんです。
「どうしたら売れるか?」と「どうしたら買いたくなるか?」。
コレ、似て非なるものですね。
「どうしたら売れるか?」は、自分たちの視点。
「どうしたら買いたくなるか?」は、相手の視点。
言われてみれば「な~んだ、そんなことか」と思うかもしれません。
しかし、その思考回路を当たり前にできる人は少ないんです。
『シナリオの立て方』
もうひとつスゴいのは、『シナリオ力』、すなわち『シナリオを描くチカラ』です。
「どうしたら買いたくなるか?」を考えたら、それをシナリオに落とします。
シナリオに落とすというのは、どこをゴールにして、誰に?何を?どうやってアプローチするのか?を誰にでもわかるように言葉にして、相手に伝えることです。
このレベルが、ものすごく高い。
相手が頭の中でイメージして、行動できるところまでのシナリオを
それは、現場の状況を理解している必要があるし、競合の動きや自分たちならどうするかを徹底的に考えなければできないこと。
それを考えることは、やろうと思えば誰でもできることですが、そこまで考えている人は多くありません。
ボスは、いつもそれを徹底的に考えています。
『ゴールの描き力』
最後に挙げるのは、『ゴールの描き力』です。
『ゴールの描き力』とは、よく塗り絵に例えるとわかりやすいです。
塗り絵を速く正確に塗るのが上手な人はいます。
しかし、塗り絵をするために、白いキャンバスや絵の具をどこからか持ってきて、塗る絵を描くことが出来る人はとても少ない。
ボスは、それができるんですね。
きっと、ボス本人は意識していないと思いますが。
そのボスがいなければ、ボクは今の仕事の魅力が半減していたかもしれません。
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