知識やスキルは、何のために必要なの？
仕事をしていると、たまに「ああ、こんなスキルが必要だよね」とか、「こんな知識が不足してるわ」と感じることがあるでしょう。
ボクは、毎日のように自分の知識やスキル不足を感じています。
で、その知識やスキルは何のために必要なのでしょう？
知識やスキルを身につける！
今の自分に足らない知識やスキルがあると、多くの人はそれを身に着けようと勉強します。
（中には、その努力さえ怠ったり、仕事のために必要な知識やスキルなんだから会社が学びの場を用意するべきでしょ！という人もいますが、まあ、それさて置き。）
ときには、資格取得というわかりやすい形で身につけようとすることもあるでしょう。
時間を割いて、勉強して、みなさん努力をしていると思います。
大事なのは、知識やスキルではない？
ここで、老婆心ながら、ちょっとだけ意識しておいたほうがいいと思うことがあります。
それは、「知識やスキルは、何のために身に着けたの？」を意識すること。
ボクのような凡人は、この問を忘れてしまいます。
例えば、こんな感じで。
- 新しい知識やスキルを身につけると、「オレ、ちょっとイケてるし。」と勘違いをする。
- 「（こんな知識やスキルがあるオレから見たら）こうだから失敗したんだよ、こうすべきでしょ。」と都合の良いことを並べるプチ評論家みたいになる。
- 口だけで行動しない。
- せっかくの知識やスキルが台無し。
といった残念極まりないパターンです。
知識やスキルは、誰かに自慢したり、モテるために身につけるものではありません。
大事なのは、知識やスキルから出てくる選択肢、そしてどの選択肢にするかの判断、さらにその判断から生まれる行動なんですね。
知識やスキル、そして経験、さらには知恵へ。
つまるところ、知識やスキルは、どんな行動をしたら良いかの選択肢を増やして、判断の確度を高めるものです。
そして、判断したら行動が必要です。
さらにその先には、行動してみた結果のいろいろな経験があります。
その経験が血肉となり、その人の知恵になります。
自分の知識スキル不足。。→知識・スキル取得！→選択肢いっぱい！→どれにするかの判断！→行動→経験→知恵！→成果！といった構図でしょうか。
知識やスキルを成果につなげるには、行動と組み合わせることが必要不可欠な条件だ～！と、改めて思った次第です。
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