ディズニーランドを裏側から見てみると。

投稿者: | 2018年8月30日

ビジネスは、表面的なことだけを見ても、なかなか応用できません。

 

例えば、みんな大好きディズニーランド。

(個人的には、修業の場だと思っていますが。)

非日常空間の創出がすごいとか、リピート率が95%とか。

それを見て、

「すげ~。やっぱブランディングだよな。」

「なるほど。しっかりおもてなしの精神を持とう。」

と考えるのは、とても良いことです。

ただ、一方で、それは表面的なことだというのも理解しましょう。

 

ちょっと前の数字にはなりますが、少し事業を数字の側面から見てみましょう。

ディズニーランドを運営しているのは、オリエンタルランドという会社。

直近で約4800億円弱の売上があり、事業の柱は3つ。

テーマパーク事業:ディズニーランドやシーでの収益

ホテル事業:ディズニーのホテルでの収益

その他事業:イクスピアリなどからの収益

の3つに分けられ、その内の8割がテーマパーク事業が担っています。

さらにに、そのテーマパーク事業を分解してみると、

入園料  43%

物販   36%

飲食   21%

という構成になっているんですね。

入園してもらって、パーク内で飲み食いしてもらい、さらに思い出とお土産を持って帰ってもらうような仕組みになっています。

さらにディズニーには、ライセンス料がしっかり入るような契約になっているんですね。

 

こうしたビジネスの構造は、表面的には見えません。

意識的に裏側を見て、ちょっとだけ自分たちのビジネスの裏側も見直してみることが、マーケティングの基本です。

 

 

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今日は、コンサルが入っての戦略打合せなど。