ボクは、マーケティングの仕事がおもしろくて仕方ない。

投稿者: | 2018年2月22日

今、マーケティングの仕事にハマっています。

ハマっているというのは良い意味で、おもしろくて仕方ないんです。

なぜおもしろいのかを考えてみました。

もともとはマーケティングが大嫌い。

ボクは、気合い、根性、とにかく売上の営業畑で育ってきました。

さらにもともとは、B型で男子校体育会系柔道部の出身。

「は?マーケティングとか言ってないで、とにかく売上を上げるために1件でも多く回ることが大切だ!」と本気で思っていました。

実際に、その思考で売上も何とかカタチなりました。

カタチになっちゃったものだから、その考え方が正しい!と強く思うんです。

「マーケティング」とか言われると、「そんなこと言う前に、実績を作れ!」みたいな。。。

今振り返ると、再現性がなく、ちょっと残念な思考ですね。。。

ただ、正直今でも現場の修羅場を経験したことのない人唱える机上のマーケティング論には、ちょっと苦手です。

しかし、5年前にEC事業領域に移って、その考え方が一変。

というか、その脳みそ筋肉質な体育会系営業の思考の良いところを残しつつも、ベースをマーケティング思考にならないと生き残れなかったんです。

ということで、マーケティング思考にしてみた。

で、仕事や私生活でマーケティング思考が先に頭をまわるようになったのが、ここ一、二年くらい。

マーケティング思考になって何が良くなったのかというと、、、

無駄なところに力を入れないで済み、24時間を有効に使えるようになるということです。

仕事でいうならば、いろんな制約がある中で、どこにリソースを突っ込めばお客様が喜ぶ価値が提供できるのか?売上が上がるのか?をまずは考えるようになり、目的達成のための要素や順序、組合せが見えてくるんです。

そうすると、限られたリソースをどこに注入すればいいのかがわかり、徒労に終わることも少なくなります。

それは、今までみたいに「とりあえず気合いと根性で頑張ろう!」という単発単発のカタチではなく、ひとつひとつのアクションの背景の理由を明確にして、次につなげようとする思考が働くからです。

どうしたらマーケティング思考になれるのか?

既にできている人からしたら、「そんなの当たり前でしょ?」と感じると思います。

しかし、気合い根性の体育会系のボクは、この思考を身に着けるのがものすごく大変でした。。

ただこのマーケティング思考、「よし、今日からマーケティング思考になろう!」と思っても、明日からなれるわけではありません。

日々意識をして、独り言でブツブツと「まずは目的を確認して、現状を確認して、そこの問題を構造化して、目的達成するための戦略はなんだろう、そこの制約はなんだろう、使えるリソースはなんだろう、じゃコレをやってみよう。」みたいに考えるんです。

この順序が身体知化されていないので、いちいちものすごく時間がかかります。

しかし、いつもこの考え方をしていると、ちょっとずつ習慣化してくるような感覚が持てるようになります。

そして、あるときに「あ、もしかしてマーケティング思考になったのかも。」と思える出来事が起こるんです。

例えばボクの場合は、元の営業部のときの人と話していて、売上の組立て方で課題が整理されていないなあ~と感じて、話が噛み合わなくなったとき。

もちろん、それはどっちが良くて、どっちが悪いという話ではありません。

ただ、今、マーケティング思考でいろんな課題を紐解いて、おもしろい仕事を創る過程がおもしろくて仕方ありません。

 

 

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