EC事業を担う人材に育てる方法。

投稿者: | 2018年2月23日

ボクのチームに新しくアサインされた何人かのメンバー。

そのメンバーが次世代のEC事業を担っていきます。

ということで、改めて人材育成をしていこうと思っています。

人材育成は一朝一夕にはできません。

人を育てるのって、とてもムズカシイです。

自分を成長させるのですら、日々四苦八苦しているわけですから。

さらに、人それぞれ、スキルも違えば、性格も違うし、考え方も、仕事観も違います。

その中で、一人前で自立した人材に育てるのは、一朝一夕にできるものではありません。。。

(きっと自分を育ててくださった上司、先輩方も同じ気持ちだったのでしょう。)

かと言って、何もしなければチームの価値はもちろん、お客様へ提供できる価値も逓減していくのは間違いありません。

自分で考えて、自分で決める。

ということで、どういったことから始めたら良いのか考えています。

きっとこういうときにはいろいろな方法があるのでしょう。

ただボクは、人材育成のプロでも何でもないので、できることは限られています。

とりあえず、仕事の進め方や報連相のタイミングを見ていたところ、ひとつのことに気が付きました。

どうやら新しいメンバーは、仕事に大して、自分で考えて、自分で決断をして、自分で進める段取りをして、周りを巻き込むことをしたことがない様子。

与えられた仕事に関しては、効率を考えてしっかり取り組みます。

逆に言うと、こちらから仕事の指示をしないと、仕事が進みません。

それが良い悪いではありません。

ただ、今回の場合は、次世代のEC事業を担っていくリーダーシップを発揮できる人材に育てる必要があります。

まずは、思考の順番を伝えまくる。

ということで、まずは自分で考えること、考える順番、考える範囲を広げることを伝えています。

仕事を任せるときに目的とマスタースケジュールだけを伝えて、細かなスケジュールやプロセス、アウトプットのカタチは任せます。

そこで、自分で考えてもらうんです。

相談してきたら、「自分ならこうするよ」程度のヒントを出して、できるだけ自分で考えてもらいます。

そして、出てきたものに対して、「どうして?」「このあとは、どうするの?」「中期計画の目標達成にどうつながっているの?」といった質問を投げ掛けます。

こうすることで、自分で考えざるを得なくなり、自分で決断をして、それを相手に伝えないと仕事が進まないことを知ってもらおうとしています。

そのベースには、チームポリシーの「基本の徹底と変化への対応(5S+3S)、戦略的(ゴールの確認、構造化、順序と組合せ)に考えよう、高速PDCA」があるんです。

「あれ?EC事業を担う人材を育てるのに、SEOとか、リスティングとか教えないの?」と思うかもしれませんが、そういったテクニックは一切教えず(っていうか、ボク自身そんなに知らない)、仕事のやり方や、成果が出る考え方を教えています。

さて、半年で全面的に任せられるところまで引き上げようと思っていますので、メンバーの成長っぷりが楽しみです。

 

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