MAツールを軸に考えると、マーケティングはうまくいかない。

投稿者: | 2017年3月10日

いろんなシステムベンダーの話を聞いて思ったこと。

最近のマーケティングの技術はスゴイ。

最近のマーケティングの技術って、便利なんです。

AIで機械学習を重ねて、MA(マーケティングオートメーション)やら、SFA(セールスフォースオートメーション)やら、なんでもできちゃうんです。

例えば、データから「初回に商品Aを買った20代女性で23区在住の人は、一定期間内に商品Aと商品Bをセットで買うと、定期購入につながる可能性が上がる!」みたいなパターンを読み解き、商品Aと商品Bを買ってもらうためにクーポン券などを期間限定で配布したりするわけです。

それを、自動的にやってくれるんですね。

とても便利です。

ある店舗での効果。

ある店舗の話。

店舗の売上が芳しくなく、MAツールを入れました。

よくあるパターンで、今までバラバラだった会員カードの顧客データをCRMで統合。

その後に、商品データ、購買データを紐づけて、MAツールを入れました。

結構なお金といろんなリソースを投入したようで。

しかし、その結果は多少良くなったものの、期待していた数値には程遠いものだったそうです。

システムファーストは失敗する。

しかし、その後そのお店では、ある店員さんのアイデアで客数が増えたそうです。

それは、手書きで作ったA型看板(よく歩道にある腰くらいの高さの黒板みたいに消し書きできる看板)と店頭の商品POP。

その効果で売上がグッと上がったそうです。

実は、MAツールは、LTV(ライフタイムバリュー)を上げるもので、新規顧客を効果的に獲得するのは苦手なんです。

だからと言って、MAが必要ないということではありません。

システムありきで、システムさえ導入すればうまくいく!ということは無いということです。

ちなみに、そのお店はその後MAツールでリピートを増やすために活用する方法を試行錯誤しているそうです。

 

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