イケてない会社員マインド。

投稿者: | 2013年11月10日

#562 会社員マインドって何だろ。

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昨日、管理職研修をしていて、そこでの題材や論点に
対して、いろいろと考えることがありました。

会社というものがイイとか悪いとかいうのではなく、
今の置かれている状況で、
自分なりに感じた会社員マインドをまとめます。

 

だったら自分でやればいいじゃん。

管理職研修で、会社の問題点や改善点を挙げて、
みんなで話し合う時間がありました。

そこで一番に思ったのは、これです。

「だったら、自分がやればいいじゃん」

しかし、問題点がわかっていても、改善点があっても、
何か新しいことをやる場合に、会社員としては、
関連部署や上層部に「お伺い」を立てる必要があります。

理由は、失敗した場合に「勝手にそんなことやって」と
なり、勝手にやったことで評価が下がるからです。

なので、会社員のマインドはいつしかこうなります。

「挑戦するより、目立つ失敗をするな」

そして、飲み屋さんで「ああした方がいい、こうした方が
いい」と言うだけで、行動をしなくなります。

そう、「失敗しないこと」が優先されるようになります。

なので、自分がやろうと思えばできることもあるのに、
新しい行動をしなくなります。

 

リーダーのレベル以上に会社は成長しない。

会社には権限規定があり、上司や上層部に承認を
もらわないといろんな案件は進められません。

なので、承認をもらいやすくするために根回しをしたり、
いろんな関連部署に協力してもらいます。

しかし、その根回しもうまくいかないと、おへそを曲げて、
案件の内容は別の問題になり、時間がかかったり、前に
進まないことが多々あります。

さらに問題なのは、案件から生まれるいろんな仕組みや
今後の展開を上層部や上司自身がイメージできなかったり、
わからないことは、イメージができないので、承認はしません。

ということは、リーダーの見識やビジョンを描く力がなければ
承認できず、新しいことには手を出せなくなり、今以上の成長は
できなくなるということになります。

 

他人事になってしまう。

問題点や改善点があるにも関わらず、それに対して手を
打たないということは、実はやらなくてもさして困らないと
考えているということです。

いろんな問題を感じていながら、その問題を解決するには
たくさんの関連部署に調整をしなくてはならないし、知識レベル
も上げる必要があるし、何より抵抗勢力や無気力勢力、そして、
たくさんの人の意識改革が必要だと思うと、つい放ってしまって
いることはたくさんあります。

しかし、そういうことが積み重なると手遅れになってしまうことが
あります。

そして、いつしか問題点が、他人事になってしまいます。

そういう積み重ねが、企業を蝕んでいくのかもしれません。

自分は、そんなマインドに染まっていくのがとても耐えられ
なかったのですが、今は、そこに違いを出して、少しでも
良くしようと考えて小さなアクションをしようと思います。

 

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★近況報告★

今日は、終日息子のサッカー付添。

今日の体重 82.3kg。

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