【せたがやパパの会流マーケティング】交渉で大切なことは、助成金の申請で学んだ。

投稿者: | 2015年10月20日

kousyou

【せたがやパパの会流マーケティング】シリーズ。

(会社員で複業(サードワークス)に挑戦した筆者。「せたがやパパの会」の立上げから運営での学びが、今の仕事にどう役立ているか?シリーズです。会社員で複業(サードワークス)をやってみようと思っている人、会社で事業を預かるリーダーの方にとって、ちょっとだけ役にたてばいいなと思っています。)


 

前回の続き。(前回までは、こちらをどうぞ!)

さて、いろいろあって「せたがやパパの会」の旗を振って、「フリーペーパーを配布して、ホームページに来てもらい、会員登録をしてもらおう!」ということで、心優しい方々に協力いただきホームページを作成していただく。資金が底をついて困っていたところで出会った助成金制度。「助成金をどうやったらもらえるか??」を考えるようになります。

助成金のもらい方を学ぶ。

「助成金をもらうためにはどうしたらいいのか?」

会社員として営業の仕事をしていたので、そんなことは考えたこともありませんでした。

とりあえず、募集要項を確認。

読んだだけではわからないので、実際に申請して助成金を交付された方にお話を伺ったり、区役所に直接聞いたりしました。

ちょっと怪しいですよね、こんなデカイ奴が区役所の助成金課みたいなところへ行って、一から話を聞くんですから。

改めてつくった”せたがやパパの会の目的”。

そして、申請書を書くことになります。

大切なのは、助成してくださる役所の方針にできるだけ合わせること。

ここで、改めて「せたがやパパの会」の目的を作り直すことになります。

「起業しようと思って、とりあえずパパの会を作って、いろんな方々に助けてもらってホームページつくったけどお金が無くなってしまったので、助成金申請します!」なんて申請しても通るハズがありません。

なので、単なる”パパの集まり”から、「父親の子育て、ひいては家族の絆を考えて活動する団体」という何とも素晴らしい目的を掲げることになります。

こうすることで役所の方針にも合い、自分たちのやりたいことにもつなげられます。

ここは、営業での交渉の進め方が役にたちました。

助成金申請は営業の交渉と同じ。

テクニック的なことになりますが、営業で相手と交渉をするときは、とにかく相手の考えや方針に合わせることが大切です。

その中で、自分の有利な条件に少しずつ引き寄せていくのが一番だと思います。

大上段から話を進めたり、「自分はコレをしたいんだ!」と言うのは良いですが、大事なのは受け取る相手がどう思うか?です。

だからこそ、相手が受け入れやすい内容、相手にとってもメリットがある方向性を示し、その中で自分のやりたいことと合わさる部分を強調していくことが大切です。

助成金も同じこと(助成金申請を交渉事というのは語弊があるかもしれませんが)。

交付してくださる相手のやり方や進め方に合わせて、自分たちのやりたいことを編集するようにしました。

会社でいえば、お客様、会社、上司、自分、の重なり合う部分を上手にコントロールして、受け入れやすいように加工するイメージですね。

そんなこんなで、おかげさまで助成金を交付していただけることになりました。

助成金申請で改めて交渉のプロセスの大切さを学べたわけです。

そしてその助成金を使って、早速、フリーペーパー作りに入ります。

続く。

 

◆近況報告◆

今日は、いろんな会議。

1日1新:なし。

 

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