【会社の歩き方】組織の中で、自分の存在価値に自信が持てないときに考えたこと。

投稿者: | 2015年9月21日

soshikino

自分で考え、自分で決断して、自分のやりたい仕事をする。

会社の組織にいると、そういう仕事のスタイルに憧れます。

自分の仕事領域を拡げている人。

会社では自分の思い通りに進められる仕事は、ほとんどありません。

会社という枠の中で、ルールが決まっていて、判断基準が決まっていて、権限の範囲が決まっています。

そういう状況で、「自分はただの歯車のひとつ」と例えられ、「別に自分でなくてもいいんじゃない?」と自分の存在価値に自信を持てないこともあります。

ボクもそういう時期がありましたし、今でもそう感じるときがあります。

しかし、世間を見渡せば、会社組織の中にいながらも、高い価値を発揮し、自分の考えで進められる領域を拡げている人がいます。

そういう人は、どうやって仕事をしているのでしょうか。

今の状況の意味を理解する。

組織の中で自分で進められる領域を拡げている人人を見ていると、「強引に我が道を行く人」もいますが、それはほんの一握り。

多くの場合は、そうではありません。

どちらかというと、協調路線を持ちつつ、自分の考える方向へゆっくり進めるような人が多いです。

会社や上司がいくら間違っているからといって、いきなりイチ会社員が「今のやり方や考え方は間違っているから、自分の考えでやらせてください。」「これ、絶対にうまくいきますから、やらせてください!」と言っても、組織においては反発や止める人がいます。

それは、今の状況にぶら下がっている人を否定することになり、反発や抵抗があるからです。

だから、うまく自分のやりたい方向へ進めるには、まずは今の状況が出来上がった意味を理解することが大切です。

その状況には、何かしらのハードルを超えてきた理由があり、いろんな事情があるんです。

自分の考えは一番最後。

そこを理解したうえで、会社にとっての意義を探ります。

そして、その状況や今後の方向性に合うように、自分のやりたい領域を明確にして、現場で見えている時代の変化、現場で培った会社の外の社会性を事ある毎に発信するようにします。

そして、何かを求められたときに、自分がやりたいこと、やりたいスタイルをちょっとずつ出して成果を積み上げています。

そのとき、一気に進めようと思わず、丁寧にひとつずつひっくり返す地道さが大切です。

半年、一年すれば、恐らく会社の中での自分の業務領域や発言力、そして自分の価値は、ちょっとずつ大きくなります。

まだまだ途上ですが、そんなことを考えながら仕事してます。

 

 

◆近況報告◆

今日も家族でお出かけ予定。

1日1新:なし。

 

今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。