我以外皆我師。どんな人でも、どんなことでも、自分を見直す機会であり、そこに感謝すべきという考え方。

投稿者: | 2023年3月6日
我以外皆我師。どんな人でも、どんなことでも、自分を見直す機会であり、そこに感謝すべきという考え方。

ありがたいことに、いろいろな世代、いろいろな業界、いろいろな背景を持つ人、様々なスキルを持つ人と仕事をする機会が多いです。

その中で、「???・・・!」と感じる人もいれば、「???・・・?」と感じる人もいます。

 

前者の「???・・・!」は、あまりにレベルが高くて、すぐには理解が追いつかないけど、自分なりに考えて理解を進めていくと、「・・・え???そういうこと???スゴ!」と感じる人です。

以前の上席や今一緒に仕事をしているボスは、このタイプ。

ビジネスを設計するにあたり意見が合わないときもありますが、実は「そんな先まで考えているの??」とか、「そこまで影響範囲を考えていたんだ。」ということが、後から理解できて、「ああ、自分、甘いわ~」と痛感するわけです。

 

一方、後者の「???・・・?」は、一緒に仕事をしていて「ん?なんでそうなるんだろう?」と疑問に感じて自分なりにその背景を考えてもわからないので、相手に意図や機微を確認をしても自分の理解が及ばず、結局「・・・???」のままになってしまうような方です。

例えば、「いつまでにできますか?」と質問すると「今やっているところです。」という返答が来たり、問い掛けに対して返事もなかったり、お願いしたことを放ったらかししていたり、、、とこうした事象に出くわすと、その人の思考や行動基準の理解に苦しむわけですね。

 

もちろん、どちらが良い悪いではありません。

それぞれが、それぞれの世界観で、自分の信念を持っているわけですから。

なので、ボクは、どちらのタイプも自分にとっては学びの師匠だと思っています。

今までは、後者のようなタイプに出会うとイライラしていましたが、ボクが歳を重ねたせいなのか、最近は「ああ、またこのタイプね」とか、「この人、このままだと苦労するんだろうな」と思うだけで、スルーできるようになりました。

なので、前者のタイプと出会ったときは「ああ、こうなりたい!」と思えますし、後者のタイプと出会ったは「自分は大丈夫か?」と自分自身を見直す機会を与えてくれたと捉えらえるわけです。

 

そう、我以外皆我師(われ以外、みな師なり)。

どんな人でも、どんなモノでも、どんなことでも、自分を見直すことができる機会であり、学ぶことができるから、感謝しかないわ~、と思う今日この頃です。

 

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