DXと2025年の崖。DX認定制度に思う。人とお金と時間を未来のためにどう使うのか?

投稿者: | 2021年11月17日

DXと2025年の崖。DX認定制度に思う。人とお金と時間を未来のためにどう使うのか?

DXと2025年の崖。DX認定制度に思う。人とお金と時間を未来のためにどう使うのか?

 

世の中、DX(デジタルトランスフォーメーション)を聞かない日はありません。

 

ボクもよく知らなかったクチですが、

「DX、DX」言われているのは、理由があるんですね。

 

「DXを推進しようぜ!」の背景には、

「2025年の崖」というキーワードがあります。

 

「2025年の崖」とは、経産省の資料によると、

多くの経営者が、将来の成長、競争力強化のために、新たなデジタル技術を活用して新たなビジネス・モデルを創出・柔軟に改変するデジタル・トランスフォーメーション(=DX)の必要性について理解しているが・・・
・ 既存システムが、事業部門ごとに構築されて、全社横断的なデータ活用ができなかったり、過剰なカスタマイズがなされているなどにより、複雑化・ブラックボックス化
・ 経営者がDXを望んでも、データ活用のために上記のような既存システムの問題を解決し、そのためには業務自体の見直しも求められる中(=経営改革そのもの)、
現場サイドの抵抗も大きく、いかにこれを実行するかが課題となっている
→ この課題を克服できない場合、DXが実現できないのみでなく、2025年以降、最大12兆円/年(現在の約3倍)の経済損失が生じる可能性(2025年の崖)。

https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_01.pdf

ということです。

 

要は、環境の変化に合わせて、

デジタルを前提に自分たちのビジネスモデルを変革しないと、

毎年12兆円ずつの損失を生んでしまう可能性があるよ!

ということです。

  

なので、これからのビジネス環境で生き残るには、DXが必須なんですね。

 

で、DXを推進するひとつの策として、

『DX認定制度』というものがあります。

 

これは、DXへの取り組みをしている優良企業だと

国から認めてもらえる制度です。

 

認めてもらうためには、

経産省(厳密にはIPA?)が提供している

自己診断やチェックシートの項目を自分たちでチェックして、

自分たちの立ち位置を見える化して

自分たちの向かうべき方向を共有して、

その状態を達成するために、何を、いつまでに、どうするか、

そのために、人やお金をどう使うか、

それらを定量化して明確にすることが必要です。

 

認めてもらえると、

「この企業はDXへの取り組みをしているぜ!」と公表してくれるので、

注目されやすくなり、DX銘柄になって株価が上がる可能性があります。

 

また、自社でも「DXに関連する指標を配信するから、キチンとやらなきゃ!」と

推進せざるを得ない状況に追い込まれて、

結果的にDXが進む可能性が高くなるわけです。

 

と、まあ、ざっくりと書いてしまいました、そんな感じです。

 

で、ふと、これは個人に置き換えても、同じことだなぁと思った次第で。

  

これからの時代に、自分はどうしていくのか?

現状はどうなのか?

理想とすべき状態にするために、

何を、いつまでに、どうするのか?

そのために、これからの時間とお金をどう使うか?

 

それを今一度整える必要があるわけです。

 

さて、今のあなたは、それが明確になっていますか?

 

 

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