無人の山中が木が倒れた時、音はするか?音波が音になり、音に目的と意味を加えてコミュニケーションになる。

投稿者: | 2021年10月23日

無人の山中が木が倒れた時、音はするか?音波が音になり、音に目的と意味を加えてコミュニケーションになる。

無人の山中が木が倒れた時、音はするか?音波が音になり、音に目的と意味を加えてコミュニケーションになる。

ボクはオフィスで声を掛けられても、気が付かないことが多いんです。

 

部下が「●●さんから電話です。」とか、「●●の件で報告したいんですが」とか言っても、周りは聞こえていてもボクの耳には入ってこない。

そして、近くの人が「●●さんが話しかけていますよ」と教えてくれて気が付きます。

オレ、耳の遠いおじいちゃんか。。

 

耳に入ってこない原因は、単細胞だから。

ひとつのことに集中すると、周りのことが入ってこないんですね。

最近は、在宅が増えたので、コミュニケーションツールが入り、ピロピロとパソコンの画面で表示されるので気が付けます。

 

で、こんなときにふと、ドラッカーさんなのか、仏教(だったかな?)の問いを思い出します。

その問いとは、

無人の山中が木が倒れた時、音はするか?

というもの。

  

どうでしょう?

音はするのでしょうか?

 

その答えは、「音はしない」です。

なぜなら、無人で誰もいないから。

木が倒れた音波は発生するけど、音波はただのデータだから音ではありません。

音波は、人が知覚でとらえて初めて音になります。

 

何が言いたいかと言えば、音波をとらえてそれが音になり、その音に意味と目的を加えると、コミュニケーションが生まれるよね、ということですね。

 

ボクは、呼びかけを単なる音波として流してしまうたびに、音波をキャッチできていないわけで、それではコミュニケーションも取れていないわ~と反省します。

そして、キチンと音としてとらえて、そこに意味と目的を加えて、コミュニケーションをすることが大事だと改めて思うわけです。

 

それこそがコミュニケーションの基本ですね。

 

 

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