組織で新しいことができないと嘆くなら、この方法を試してみよう。

投稿者: | 2021年3月29日

組織で新しいことができないと嘆くなら、この方法を試してみよう。

組織で新しいことをする方法

 

会社にもよりますが、会社の中で新しいことを始めたり、従来の流れを変えることはものすごくパワーがいります。

 

組織というところは、新しいこと、新しい流れに変えることに過敏に反応します。

理由は、ふたつあると思っています。

 

一つ目は、前例通り、従来通りのやり方は、ものすごくラクチンだから。

そりゃそうですよね、従来通りならば、特に何も考えずにやればいいわけですからラクチンです。

さらに、組織では、新しいことに挑戦して失敗するより、前例通りにやって失敗した方が組織からの評価が悪くないというのもあります。

  

もうひとつ「そのやり方や流れを作った先輩を立てる」的なもの。

「〇〇先輩がつくったものだから、やり方を変えるとなんか具合悪い」といった忖度的な感じの見えない壁があるんですね。

 

この二つの要素は、足枷になります。

とはいえ、「前例通りを良しとした組織人」は、(ボクの知っている範囲では)思考能力が低下し、情熱が無くなり、成長意欲が削がれ、くたびれた中年おじさんになっている人が多いです。

 

ただし、前例通り、従来通りは、見方によっては衰退の一途を辿っている可能性もあります。

「前例通りを良しとした組織人」は、思考能力が低下し、情熱が無くなり、成長意欲が削がれ、クタビレ中年おじさんになっている人が多いです。 (ボクの周りだけかも)

  

そうならないためには、自ら挑戦していく意識と行動が重要。

頭ではわかっていても、なかなか組織の壁は超えられない。

 

そんなときに、組織の壁を超えるひとつの手段としてボクが意識していることがあります。

 

それは「前例をベースにする」ということ。

新しい事に組織は、過敏に反応します。

正論をかざしても物事はうまくいきません。

でも、「前例をベースにして」「前例があったこそできるから」 というフレーズを付け加えるだけで反応は大きく変わります。

前例をベースに本質的な部分を今の時代に合わせて「お客様のニーズ」や「市場動向」に加工した風にするんですね。

 

これを「前例通りではダメだから変える!」と言ってしまったら、強い拒否反応をされてしまいます。

 

組織で新しいことをするのは面倒なことばかりですが、そこには進め方のセンスが必要だと思う次第で。

 

組織は面倒だけど、組織の力を上手く活用すれば、仕事はもっとおもしろくなります。

人の気持ちや言い方をちょっと工夫して、新しいことへの挑戦をして、クタビレおじさんにならないようにしましょう。

 

 

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