【マーケ部勉強会】製品から商品に変換していますか。
ビジネスをするには、製品から商品へ転換することを意識することが大事です。
ビジネスは、困り事の解決です。
困り事は、世の中や環境の変化によって生まれます。例えば、世の中の変化で言えば、7月からレジ袋が有料化される”変化”があり、小売店はどうしたら良いのか？という困り事が生まれます。
例えば、個人の悩み事で言えば、在宅勤務で体重が増えてしまったという”変化”に対して、痩せなきゃ！という困り事が生まれます。
こうした”変化”から生まれた困り事に対して、解決策を提供することがビジネスです。
その解決策には、【製品】と【商品】という考え方があります。
解決策を考えるときは、その困り事を解決するためのネタを持っている状態であり、これが【製品】です。
自分では、解決するためのネタを理解していますが、困り事を持っている人は、それが本当に自分の困り事を解決してくれるかわかりませんので、購入しようとは思いません。
そこで【製品】の状態から、【商品】にする必要があります。
【商品】にするためには、誰に、その製品を、どうやって伝えるかを考えるわけです。
以前のブログにも書きましたが、例えばお茶の例でいくと「喉がかわいたからお茶を飲みたい」という困り事に対して、お茶という製品を提供するときに、どうやって提供するかを考えるはずです。
喉が渇いた人にお茶という製品を提供するために、それが本当に喉を潤すお茶なのかわかるパッケージにして、口に入れられる容器に入れて、手軽に買えるところに並べて、冷たい状態で購入できて、気軽に買える価格に設定して、いわゆる4Pを付け加えることで【商品】になるわけです。
そういえば、自分、以前のブログにも書いていましたね。
自分だけがわかっているのが【製品】、お客様に伝わる状態にしたのが【商品】ということです。
いくら【製品】が良くても、【商品】にしなければ、相手には伝わりません。
さて、あなたの【製品】は、【商品】になっていますか？
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