営業マンの紹介してくれる成功事例に全く興味がわかない理由。

投稿者: | 2019年12月20日

営業マンの紹介してくれる成功事例に全く興味がわかない理由。

いろいろなサービスを売込みに来てくださる業者さんたち。

必ず成功事例を紹介してくださいますが、全く興味がわきません。

取ってつけたような成功事例。

新しい施策を考えていることもあり、売込みに来てくださる業者さんのお話を聞くようにしています。

ただ、みなさんの営業トークの多くは、取ってつけたような成功事例の紹介ばかり。

例えば、、、

「このサービスを導入いただいた会社さんの契約件数が10倍!」とか。

「こちらのオプションを使って、CVRが180%アップ!」とか。

もちろん、ものすごい成果を上げているのは事実なのかもしれませんが、売込に来ているのであれば、こちらの目標や課題を先に聞いた方がいいんじゃないかと思いますが。

キムタクの髪型にしたらモテるのか。

成功事例に興味がわかない理由は、いたってシンプル。

表面的な契約件数のアップやCVRの改善のホントがどうかもわからない数字を見せられて、「御社もこれを使えば成功します!」なんて言われても興味わきますか?という話です。

キムタクの髪型を見せられて、「この髪型にしたら、女の子10人にデートに誘われました。」と言われても、その髪型にしようと思いませんよね。

そんな話を信じても、そもそもボクのような天パーではキムタクの髪型をマネできませんし、例えキムタクみたいな髪型にしたところで、キムタクのようにモテるハズもありませんし、。

マネをするのはいいですが、表面だけをマネするだけでは上手くいきません。

大切なのは、成功の裏側。

ということで、ボクは事例の表面的な数字ではなく、裏側を聞くようにしています。

そもそものビジネス構造や環境、前提が違いますし、企業の体制や文化も違います。

例えるならば、体の調子が悪いからといって、同じ薬を処方されても困るのと一緒。

今抱えているビジネスの課題があったとして、みんな同じツールで解決できるハズがありません。

大切なのは成功事例の取ってつけたような数字ではなく、成功事例の裏側であり、こちらの課題が解決できる可能性が高いか否かです。

 

 

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