雑用という仕事の意味と誰がやるのが一番良いのか?を考えた。

投稿者: | 2019年9月26日

雑用という仕事の意味と誰がやるのが一番良いのか?を考えた。

会社でも何でも、何かしらのコミュニティに所属していれば、『雑用』という仕事が発生します。

そうした『雑用』の意味を考えてみました。

雑用とは?

そもそも『雑用』とは、どんな仕事なのでしょう。

会社であれば、郵便物を配る、電話の対応、ゴミ捨て、備品補充などなど、誰でもできる『仕事』のことであり、そうした『雑用』は、得てして新人や後輩が担う傾向があります。

一昔前の体育会系の組織にいれば、そんなのは当たり前で、ボクが所属した体育会系柔道部コミュニティでは、有無を言わさず、すべてが『雑用』であり、とにかくなんでも新入生の仕事。

道場の掃除、道着の洗濯、食事の片付け、パシリ的な買い物などなど、特に合宿中は二十四時間いろいろな雑用があるので、寝る時間を削ってこなしていました。

雑用は誰がやるのが良いのか?

さて、こうした『雑用』。

今の時代、新人や後輩に押し付けるのは、古臭いように思う人も多くなりました。

では、実際のトコロはどうなのでしょう?

個人的には、こうした『雑用』は、新人や若い世代がした方が良いと思います。

その理由は、2つ。

ひとつは、『雑用』自体は、アウトソーシングするまでもないから自分たちでやらなければならないけど絶対に必要な仕事だけど、誰でもできることであり、新人や若い人からすれば、手っ取り早く組織に貢献できる仕事だからです。

ふたつ目は、誰でもできる『仕事』がゆえに、わざわざ生産性の高い人(ホントに生産性が高いか否かは別問題)がするよりも、新人で生産性がまだ低い人がやった方が、組織としては合理的だからです。

もちろん、部分的には全員でやることも必要だし、生産性の高い人しかできない『雑用』もあるので、全部が全部新人や後輩に任せることはせず、自分たちでやる機会もつくっています。

雑用への姿勢でチャンスをつかむ。

こうした『雑用』は、自分の主業務とは違うので、「めんどくさい」と思う人もいるでしょう。

その『雑用』への考え方は、人それぞれ「姿勢」として現れます。

そして、その「姿勢」は、『雑用』のクオリティに現れます。

『雑用』ひとつをとっても、それを自分のアピール材料としてとらえるか、はたまた面倒だから手を抜いて後回しにするか、

ただ、こうした『雑用』への取り組みを見て、何かしらの判断をすることは間違いありません。

『雑用』でもキチンとスケジュールや改善を考えながら取り組む人は、主業務の仕事に対しても同じような姿勢で取り組むと思えるので、安心して任せやすいものです。

逆に、『雑用』を軽視している人には、正直なトコロ、カンタンに手を抜きそうなイメージがつきまとい、大きな仕事は任せにくいもの。

たかが『雑用』、されど『雑用』。

『雑用』を制するものは、仕事も制すると思います。

 

 

 

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