マーケティングの三輪車をしっかり前に進めよう。
ビジネスをするには、設計図が必要。
設計図には、マーケティングの考え方が必要です。
マーケティングのキホン。
マーケティングの基本は、「誰に?」「何を?」「どうやって買っていただくか?」です。
この3つの視点が定まってると、、戦略に一貫性が持てます。
例えば、ダイエットをしている人ならば、低カロリーで甘みを感じて満腹感の得られる、さらに保管期間が長いこんにゃくゼリー的な商品ならば、ネットで売ることは理にかなっているわけです。
逆に、ダイエットをしている人に、甘くて高カロリーのまるごとバナナ(個人的にスキです)を、賞味期限が短いにも関わらずネットで売ろうと思っても、買っていただける可能性は限りなくゼロに近いわけです。
「そりゃあ、そうだよね」って話なのですが、意外とここの一貫性が取れていない会社は多いです。
一貫性が無いと継続的に売上は上がらない。
なぜ、一貫性が取れていないことが多いのでしょう?
それは、「誰に?」「何を?」「どうやって買っていただくか?」それぞれをバラバラに考えてしまうからです。
会社であれば、それぞれの部門で分けているからです。
「誰に?」はマーケティング的な部門が考えることが多く、「何を?」は商品部門、「どうやって買っていただくか?」は店舗部門と分かれていて、それぞれがそれぞれに自分たちの効率や都合を考えて、悪気はなくともバラバラになってしまうんですね。
個人的な経験からいくと、「売上が上がらない」という会社や部門は、一貫性が無いことが多いです。
マーケティングの三輪車を前に進めよう。
「じゃあ、一貫性を取れば良いんだ!」となりますよね。
一貫性は、一朝一夕では取ることができません。
世の中は変化しているので、「誰に?」「何を?」「どうやって買っていただくか?」を市場に合わせるために調整する必要があります。
個人的には、三輪車をクリクリ回していくイメージを持っています。
どれか一つのタイヤがおかしな方向を向いていれば、ちゃんと前に進むことはできません。
では、この3つの”タイヤ”のどこから決めればいいか?
これは、その会社の状況によります。
売るモノが決まってしまっていれば、売るモノから「誰に?」「どうやって買っていただくか?」を考えるし、「誰に?」が決まっていれば、「何を?」「どうやって買っていただくか?」を考えるし、「どうやって買っていただくか?」が決まっていれば、「誰に?」「何を?」を考えます。
「誰に?」「何を?」「どうやって買っていただくか?」を整理すると、まだまだ曖昧な部分や明文化されていないことがわんさかあることや、顧客や商品、販売方法を見直す部分に気が付けて、そこを改善することで一貫性が持てて、より強い基盤になります。
考えれば考えるほど、マーケティングっておもしろいものです。
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