事実はひとつ、解釈は人それぞれ、行動するかしないかは自分次第。
事実はひとつですが、その解釈は人によって異なります。
月の表面の模様。
仕事帰りに空を見上げると、ポカンと浮かぶ満月。
その表面には、模様が見えます。
昔の人は、その模様を見て、うさぎの餅つきをイメージしていました。
しかし、同じ模様を見ても、違うものをイメージする国もあります。
アメリカは、「女性の横顔」。
中国・ヨーロッパは、「かに」だそうです。
同じ月でも、国によって見方が異なるんですね。
解釈によって、選択肢が浮かび、行動が決まる。
月の例と同じで、同じ状況を見ても、人それぞれ解釈が異なるものです。
例えば、仕事で売上の状況を見て、何とも思わない人もいれば、「この状況は、ヤバいな。」と感じる人もいます。
何とも思わない人は、何とも思わないので、何も行動もしません。
結果、売上はドンドン悪くなり、手の打ちようがなくなります。
「この状況は、ヤバいな。」と思う人は、「ヤバいけど、行動しなくてもいいか」と思う人と、「ヤバいから行動しよう」と思う人に分かれます。
「ヤバいけど、行動しなくてもいいか」と思う人は、結局行動しないので、何とも思わない人と同様、売上はドンドン悪くなります。
「ヤバいから行動しよう」と思う人は、何かしらのアクションをするので、回復する可能性があります。
つまりは何かに対しての解釈によって、次の選択肢が決まり、次の行動が決まるわけです。
事実はひとつ、解釈は人それぞれ、行動するかしないかは自分次第。
ということで、何をするにも、まずは解釈が大事。
その状況がどういう状況で、どういう解釈をすれば良いのかを考える。
その解釈から、次はどんな選択肢があるのかを考えます。
その解釈から導き出される選択肢が3個の人もいれば、100個の人もいるでしょう。
そして最後に、どの選択肢にするかを決めて、行動するわけですが、ここで行動できずに何もしない人もいるわけです。
事実はひとつ、解釈は人それぞれ。
その解釈から取るべき選択肢を決めて、行動までをやり切る。
まずは、解釈から鍛えようと思います。
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