強面の若者にビビったオジサン。

投稿者: | 2019年6月14日

強面の若者にビビったオジサン。

裏原宿,オジサンビビる

先日、原宿で打合せがあったときに思ったこと。

朝の原宿の裏の方で。

打合せの場所の原宿の裏側の方に向かうとき。

「裏原宿」って言うんですかね、ちょっと細い道を歩いていきました。

そこには、ボクみたいなおっさんは絶対に入らない、入れないようなお店がたくさんあります。

入らない、入れない、というのは、お店の看板がドクロマークと十字架とか、ヘヴィメタルって言うんですかね、お顔にいろんなお化粧をしているイメージの方々が集うようなお店のように見えます。(勝手なボクのイメージですが。)

そうなると、ブランド戦略的に、そのお店のスタッフもそれに沿った出で立ちである必要がありますよね。

「きっとこのお店のスタッフの方々は、こんな感じの出で立ちなんだろうな~」とイメージを膨らませながら歩いていると、まさにそのイメージ通り、ピアスがたくさんぶら下がり、顔や頭にまで入れ墨(タトゥー?)が後頭部にまで施されている出で立ちの男女数人が、お店の前で何やらやっていらっしゃったんです。。。

強面の方に声をかけられてビビるオジサン。

数十メートル先のそんな方々が目に入り、その方たちのそばを通ると、いちゃもんをつけられて、カツアゲされんじゃないかという不安が頭をよぎったんです。

しかし、ここから引き返すのも不自然だし、どうしたものか、と。。。

結局、そうした方々にビビって時間に間に合わなくなるのは、社会人としてあるまじき行為なので、仕方なくそのままそこを通ることにしました。

そして、その方々のお店の前を通ると、その方々に声をかけられたんです。。

ボクは、必要以上にビクゥッとしたわけで。

しかし、落ち着いてその方々に目をやると、「おざーすっ(おはようございますの略)」という挨拶してくださり、お店の前で屯しているかと思ったらホウキを持って掃除をしていることに気が付きます。

「こ、この出で立ちにして、挨拶も掃除もしっかりやってるなんて、なんて素晴らしいんだ!」と感じたんです。

学級委員くんと不良くん。

ボクの中では、「学級委員くんと不良くん」の法則があります。

その法則は、お年寄りに席を譲るとき、学級委員くんがするより、(パット見の)不良くんがやった方が、周りの印象度に10倍効果がある。というもの。

つまり、人はギャップに弱いよね~ということであり、第一印象を低めにして期待値を下げることで、当たり前のことをやったときに「おお~、しっかりしている~」と思ってもらえる作戦です。

人は、相手に対して「こんな感じだよな」という期待値をつくります。

その期待値を意図的にコントロールすることで、いろいろな効果を手に入れることができます。

そんなことを考えた朝の原宿での出来事でした。

 

 

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