こんな営業と仕事をするなら、きっといい仕事はつくれない。

投稿者: | 2014年6月5日

 

 

#769 こんな営業と仕事をするなら、きっといい仕事はつくれない。

 

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こんにちは。コジマです。

突然ですが、あなたはどんな営業の人と仕事をしたいですか?

営業の第一線から離れて3週間。ECビジネス自体はもちろん、新しいチームで大きな仕事を創っていくプロセスがおもしろくてたまりません。

今までの営業チームでのおもしろさもありましたが、今はより自分の思う形で進められ、ひとつの目標を設定し、チームで弱みを補完しながら、コミュニケーションをとりながら進むのは、また違うおもしろさがあります。

そんな新しい仕事に関わりながら思うことは、営業を違う角度から見るとおもしろいということ。今までもメーカーとのお付き合いはたくさんありましたが、仕事を作っていく中で、いろんな会社のいろんな営業職の人にお会いします。自分が営業をしていただけに、つい営業視点で人を見てしまいます。

人間関係を築こうと意識していない人。

最近、RFP(依頼する業務の内容を説明したものらしい。今日知って何かカッコいいから、早速使ってみました(笑))やら開発要件定義やら、ビジネス本体に直接関わることをすぐに要求してくる営業の方がいらっしゃいます。

それはそれで当たり前のことなのですが、どうもボクにはしっくりきません。

仕事をするにあたっては、順序というものがあると思います。

開発要件定義の前に、ビジネス要件定義なるものがあり、それは、事業自体はもちろん、その事業自体の会社での位置づけ、コンセプト、方向性、いろんな人の思惑、スピード感、ボリューム感などなど、見えないモノや依頼する本人が気がついていないものもたくさんあります。

そして、ビジネス要件の前にもっと大切な「人との関係」があります。

ボクは、どんなに優れたツールを提案されても、人間関係をしっかり考えない人とは基本的に仕事はしないようにしています(偉そうでスミマセン。。)。

少なくともアプローチをしてくるのならば、アプローチ先のサービスやサイトを知っているべきだし、利用してみたり、ある程度の企業情報くらいを調べてくるのは当たり前で、かつ相手のことを知ろうとする姿勢は必要だと思います。

相手が知らない言葉を優越感たっぷりでゴリゴリ使う人。

ボクは、EC周りのことは全く知りません。自分なりに勉強はしていますが、知らない概念や言葉だらけです。

それなので、申し訳ないと思いつつ、相手には始めにそのことをお話します。

その上で、いろんなツールやシステムを説明していただくのですが、ゴリゴリと専門用語を使う人、一生懸命にわかりやすい言葉や事例を使ってくれる人とハッキリ分かれます。

どちらのタイプも一生懸命に説明してくださいます。どちらが悪くて、どちらが良いのかという訳ではなく、当然、ボクの理解はわかりやすい説明をしてくれた方を選びます。

ゴリゴリ専門用語を使う人も、「そんなことも知らないのかよ」と思っているのではなく、「きっとあまりにわかりやすい言葉を使い過ぎたら相手に失礼だな」と思っているのでしょう。

しかし、随所で言葉の意味や概念を質問している状況を把握して、わかりやすい言葉や説明に切り替えてくれる人の方が好感度は高いです。 

的確に応えず、自分の言いたいことを言う人。

質問をすると、ちょっと検討違いな答が返ってくることがあります。(質問の仕方が悪いのかも。。)その多くは、こちらの要望とは関係なく、自分たちの都合のいいことに論点を持っていこうとするのが見え見えな場合が多いです。

さらに、的確にこたえるには、言うまでもなく前提条件が必要です。

その前提条件やコンテキストの中で、的確に応えてくださる営業の方は、とても頼もしく思います。

ビジネスの前提条件はもちろん、その人の考え方、状況、着地点を考慮しなくてはなりません。だからこそ、要件定義書やビジネス要件の前に、その人との関係を作り、その人の視点を少しでも理解し、ビジネスをつくっていく必要があるんですね。

ボクも協力してくれる会社のことは、結構調べるようにしていますし、せっかく来てくださった営業の方のお話をいろいろ聞くようにしています。仕事をつくるって、ホントおもしろいです。

 

★近況報告★

今日は、MTG2件と戦略つくり。

1日1新:不動産投資の勉強。

1D1A:サイトストラクチャの勉強。

 

今日も一日感謝です。