オムニチャネルについて。ECのミカタで友人の記事に感化されて。
昨日、友人の記事を紹介しましたが([第1回]オムニチャネルは手段の一つでしかない)が、それに感化されて、自分なりに捉えている部分を書いてみます。
注目される背景。
今、WEBマーケティング、デジタルマーケティングの分野は、改めてひっそりと注目をされているような感覚があります。
なぜなら、凡人のボクのところですら、ちょこっとだけお誘いのお話も来たりするので。。
その背景はどんなものなのか。
一番は、今までのチャネルだけではアプローチできない市場ができたからだと思います。
例えば店舗商売をしている場合、店舗だけでアプローチできていた時代は終わったことはわかりますが、「じゃあECショップを出せば良い」という単純な話でもありません。
店舗とEC(つまりはWEBやデジタル)を融合させて、お客様に価値を提供する仕組みをつくる必要がある時代になりました。
その時代において、今まではひとつひとつのソリューション(CRMとか、MAとか、BIツールとか)のテクノロジーが注目されていました。
ただ、そういうものがあることはわかっていても、マーケティング戦略の中でそれらをどう組合わせて、実施していくのか?、運用するためには何が課題になるのか?それが将来どんな形になるのか?という現場レベルまで落し込めないことに気が付き始めたのです。
企業が組立て方を知らない。
営業育ちのマーケターのボクは、オムニチャネルを通じて学んでいる真っ最中。
個人的に思うのは、『システム領域』と『非システム領域』と呼んでいますが、自分たちの使命やゴールを確認し、その中でマーケティング戦略を描き、その中でデジタルとリアルをどう組合わせて、実際の運用に乗せていくかを一気通貫で理解して、実施できる人はほぼいません。
コンサルでそれらしいことを言う人はたくさんいらっしゃいますが、実際に現場からの経験している人は少ないと思います。
言い換えると、デジタルマーケティングの分野はまだ歴史も浅く方程式も無いので、マーケティング戦略を理解していかにしてデジタルを組み込めば良いか、それらを言語化できているか、そして事業でそれを経験したことがある人となると貴重な存在になるわけです。
例えば、
WEBマーケティングとデジタルマーケティングの違いは何か?
WEBマーケティングでするべきことは何か?
デジタルマーケティングの購買モデルはどんなものか?
Instagram、Facebook、YouTubeの役割は何か?
デジタル時代の4Pに加えるもうひとつのPは何か?
何をどんな順序で手をつけていけば良いのか?
それを実現するための体制はどうしたら良いのか?
などなど。
テクノロジーに詳しいことも必要ですが、それらが自分たちに本当に必要なのか、どう使っていくのかがわからず導入している会社が多くあるようです。
デジタルを組み合わせたマーケティング戦略。
ということで、これからの時代はデジタルを組み合わせたマーケティングが必須になります。
それをボクたちは『オムニチャネル戦略』と呼んでいますが、他の呼び方でも良いと思います。
・システムも部門も連携が肝。
・リアルで掘り下げデジタルで拡げる。
・デジタルを融合するときは順序が大事。
というところでしょうか。
こうした取り組みをされている方がいらっしゃったら、ぜひお話をお伺いしたいと思っています。
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