できないから、やらないのか？
やらないから、できないのか？
一体、どちらなのでしょう？
メンバーを見て思ったこと。
ボクが預かるチームは、２０人弱。
ちょびっとだけ多くなってきました。
メンバーはみんな優秀な人ばかりで、いつも助けてもらっています。
ホント感謝です。
ただ、ひとつだけ気になることがあります。
それは、「デキることしかやらないよ病」にかかっている人がいるということ。
デキることしかやらない病。
「デキることしかやらないよ病」。
読んで字の如く、自分がデキる＝面倒ではなく失敗しないで遂行できる仕事だけしかやらない傾向があることです。
もちろん、もともと優秀だから、ボクのような凡人よりもデキることがたくさんあるんです。
しかし、やったことがない仕事は受けなかったり、一旦受けてもうまくいかなくないと、途端にデキない理由を並べ始めて、フリーズしてしまうケースを見受けます。
できないからこそやってみる。
仕事でも人生でも、できることだけをやっていても成長はなく、むしろ自分の価値は逓減していきます。
娘は、今、公文で割り算をやっています。
これが「掛け算までしかできないから、割り算はや～らない。」「割り算やってみたけど、よくわからないからや～めた」なんて言っていたらどうでしょう？
全く成長できません。
大事なのは、「できないことを今はできないと認識し、そこからどうやって前に進めるか？」です。
できないからやらないのではなく、やらなかったら一生できないんです。
小学生なら「がんばろうよ！よし、ちょっとずつやってみよう！」と手を差し伸べてくれますが、大人だったらどうでしょう？
きっと、それ以降、新しい仕事を依頼されなくなります。
自戒の念を込めて。
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