人材育成の基本は、本番の無茶ブリ。

投稿者: | 2014年3月25日

#697 人材育成の基本は、本番の無茶ブリ。

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こんにちは。小嶋です。

「企業は人なり」と言われますが、会社での人材育成って、みなさんどうしているのでしょうか?

ボクは、「課題はこうで、こういうアウトプットが欲しいから、自分で考えて、自分で組み立てて、自分なりにやってね。問題があれば何とかするからさ~」という感じです。言ってしまえば、自分でなんとかしてねという放任です。そうは言っても立場的な責任もあるので、それなりに仕事を進めるポイントや日々の思考について自分なりの考えやアドバイスをして、致命的なミスを起こさないように取り計らっています(つもり)。

 

▼教えてもわからない。

スポーツをしているとわかりますが、試合に出ないと強くなりません。

日々の基礎練習を積み重ねることは大切ですが、試合に出ることが絶対に必要です。野球で例えるならば、走り込みで下半身を鍛えたり、ノックやフリーバッティング、連携プレー、ベーラン(ベースランニング)などで、本番の部分を切り取って練習をすることは可能です。

しかし、それだけでは強くなることはできません。ひとつひとつのプレーに磨きがかかるかもしれませんが、試合に照準を合わせたフィジカルやメンタルのコントロール、試合の雰囲気、状況に適応したプレーの選択、試合運び、攻めどころ、手を抜いて流す状況などは、本番の試合をしないとわかりません。

仕事も同じで、いくらケーススタディや理論を学んでも、本番でやらないとわからないことの方が多いです。

 

▼試合でないと出ないチカラ。

試合になると、その先の一歩を踏み出すことができます。練習は本番のように、本番は練習のようにこなすのが理想ですが、ボクのような凡人にはそのような器用なことはできません。

練習で部分的に180%の力は出せるかもしれませんが、それはあくまで部分であり、本番という舞台全体で180%の力を出すというのはまた別の次元だと思っています。

そこには、状況的にも、メンタル的にも、火事場のクソ力のようなパワーが生まれ、本番でないと踏み込めない領域があり、そこでの経験や感覚は、練習では越えられない壁を超えるチカラがあります。

 

▼結局のところ。

部分部分のプレーを練習し、その練習を本番のようにこなすのもいいけど、試合でしかわからないことはたくさんあります。日々の練習から日常生活も含めてマネジメントし、試合をバンバンすることが強くなるコツです。

なので、ボクはいろんな仕事をバンバン渡します。(自分がやりたくないからではありません(笑))丁寧に手とり足とり教えることは、基本的にやりません。聞かれたら答えますが、こちらから教えることはやりません。自分で考えざるを得ない状況を作り出す。それが、仕事で一番強くなる方法だからです。

言ってしまえば、仕事はやらないとできるようにならないし、本番だからやらざるを得ないし、やらざるを得なければ考えるし、自分で何とかします。

そして、ボクからの無茶ぶり、その無茶ぶりを自分で消化し、その仕事をキャッチアップし、自分のモチベーションを上げて、成果を出すために動くという一連のプロセスで身につく知識や経験、感覚は、目に見えないけれど確実に成長曲線を描いています。

なので、人材育成の基本は無茶ぶりだと思っています。

 

 

★近況報告★

今日も業務に、営業に、打合せ。

1日1新:電通本社アドカフェ。

1D1A:業務改善一覧表のアップデート。

 

今日も一日感謝です。