九州パンケーキの村岡さんの話を聞いて、ああ、この人仕事、最高!と思いました。

投稿者: | 2017年1月26日

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(画像は、九州パンケーキホームページより抜粋)

ものすごい情熱を持った方にお会いしました。

その方は、九州パンケーキをつくる(有)一平の村岡さん。

その方のお話を伺って、なんだか自分がものすごくつまらない人間に思えて、背伸びするのをやめよう~と思いました。

ものすごく偏った考え。

村岡さんは、ハッキリ言います。

「九州だけ生き残れれば良いんです。」と。

おもしろいですよね。

そして何かといえば、「とにかく、パンケーキが焼きたいんです。」と。

さらには「なんか、パンケーキ焼いたら、すごいおもしろくなりませんか?」と。

その【九州パンケーキ】は、九州の小麦や雑穀だけをつかったパンケーキの粉。

モチモチしてて、ものすごく美味しいんです。

で、この九州パンケーキのマーケティング戦略を学ぼう!というセミナーに参加したわけです。

その九州パンケーキに対する情熱がすごい。

話を聞いているだけで、食べたくなります。

とにかくパンケーキが焼きたい。

そのセミナーでは、SNSを使って拡散しようとか、コンテンツマーケティングとか、一切そういった言葉は出てこず。

良い意味で裏切られて、商売の基本を思い出しました。

とにかく「パンケーキを焼きにいかせてください。」

「パンケーキを焼いている子供の楽しい時間が最高。」

「とりあえずパンケーキ!みたいにしたい。」

「パンケーキは、子供が一番最初につくる料理。」

「年に100回、パンケーキ教室をやります。」

といったパンケーキ愛ばかりを語るんです。

自分が考えて、みんなでつくった九州パンケーキが生み出す人々の幸せな笑顔を一生懸命に話すんです。

ああ、なんか、ホントに良い商売しているな~と感じました。

戦略をウンウン考えるヒマがあったら。

戦略は、とても大事です。

しかし、「その前にもっと大事なことがあるのではないか?」と思い直したわけです。

アカデミックなマーケティングも良いけど、もっと自分たちの商品を好きになり、その先にある人を考える。

カッコつけなくてもいいし、等身大で自分にできることを精一杯やって、目の前の人を笑顔にさせる。

それって商売の基本だよなと思い出し、「この方は、なんて最高な商売をされているんだ!」と感動してしまいました。

(もちろん、最低限の事業の組立てはされていますが。)

それに比べて自分は、なんだかわかったような顔して戦略をつくってみたり、流行りのマーケティングを横文字で語ってみたり。

なんて自分はつまらない人間なんだ~と思うと同時に、ウンウン考えている暇があったら、等身大の自分ができる精一杯を提供して、目の前の方の笑顔のひとつでもつくってこい!と思ったわけです。

なんだかまとまりのない文章ですが、村岡さん、マジ熱いです。

ああいうオッサンになって、おもしろい仕事を創りたいな~。

 

 

◆近況報告◆

今日は、いろんな打合せなどです。

1日1新:東銀座野村ビル