MA(マーケティングオートメーション)を見ていて思ったこと。

投稿者: | 2016年10月15日

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いろんなECサイトやWEBに関わっていて、思うことがあります。

問題に対して、テクノロジーや外部のテクニックに安易に頼ろうとすると失敗するということです。

モノが散らかっているとき。

モノが散らかっているのを片すという問題があるとき、どうしますか?

とりあえず、新しい収納を作って、そこにしまえば片付いた状態にはなります。

その後またモノが増えて散らかったときにどうなるかといえば、同じように新たな収納を用意して、またモノが増えて散らかったら収納を増やして。。。

いつしか収納だらけでスペースばかりを取られて、どこに何があるのかわからなくなります。

みなさまはお分かりだと思いますが、大事なことは何でしょう?

そう、まずはモノを整理する(要るものと要らないものに分けて、要らないものを捨てる)ことです。

MAも良いけど。

最近、ECサイトのマーケティングオートメーション(通称MA)が流行っています。

すごいんです、自動で、いろんなデータを組み合わせて分析して、セグメントして、シナリオの通りにアクションを打ってくれるんです。

しかし、「これさえ入れれば、売上が上がる!」なんて考えたら、大間違い。

一時的には売上が上がったように見えて、「はあ、よかった~」となるかもしれませんが、先のモノが散らかっている例でいえば、単に収納を増やしているだけ。

すごいテクノロジーを使ってはいますが、小手先で何とかしているだけです。

もっと根本的なところの問題を整理しないといけません。

問題を吟味しよう。

そもそもそれらのモノが何が必要で、何が不必要なのかを考えることが大切です。

実は今の状況で必要なのは、物流の対策やMD強化が問題なのかもしれません。

にも関わらず、「MA、超すごい!」で導入したところで、問題の根本は解決しません

お客様に価値を提供して売上を上げるためには、問題を吟味して、深掘りをしなければ解決にはつながりません。

 

◆近況報告◆

今日は、娘の習い事などです。

 

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