ボクのアタマの中の”マーケティングの仕事”は「買いうける仕組みづくり」です。
「買いうける仕組み」をカタチにするために、2つの側面を考えています。
ひとつは、お客様視点。
お客様が想起しやすく、わかりやすく、頼みたくなるような接点の設計。
もうひとつは、社内視点。
社内で成果につながる土台をつくることです。
最近は、特に「成果につながる土台づくり」を意識するようにしています。
営業部だった頃、売上が悪かったりすると「頑張ります!」という言葉をよく使っていました。
とても便利な言葉ですよね。
なんとなくその場がおさまるマジックワード。
しかし、「どんな方法で頑張るか?」と聞かれると、そこに具体的な方法論がなかったこともしばしば。。。
で、先日、営業部の若い人間の相談に乗ったときのこと。
「どう頑張って良いかわからないんです。」といわれました。
「どう頑張って良いかわからない。」っていう状況、うん、うん、よくわかります。
頑張りたいけど、どう頑張って良いかわからない。
すごく、もったいないですよね。
ものすごく当たり前ですが、仕事は結果がすべて。
いくら努力しても、未来への糧にはなるかもしれませんが、成果に結びつかなければ仕事は成り立ちません。
だからこそ、報われない努力をさせないような”成果につながる土台”をつくっておくことが大事なんです。
その土台とは、営業ならば、自分たちがいつ、何を、どうしたら良いのかをわかるようにしておくことです。
例えば、自分の売上を改善するときは、このKPIをチェックして、改善策はこの順に考える。
その根拠はこういう理由で、そのKPIの算出方法はこうなっている。
みたいなものを、データを整理整頓して、いつでも誰でもわかりやすく理解できるようにしておく。
そういった土台をつくるだけで、次の打ち手が見えて、自ら動けて、新たな糸口が見えてくるのだと思います。
そんな土台づくりこそが、マーケティングの仕事です。
●お知らせ●
新サービスを始めました。
◆近況報告◆
今日は、三軒茶屋の大道芸ストリートを見に行く予定。
1日1新:なし