職場で嫌味や嫉妬の言葉を浴びせられることが、嬉しいと思える理由。

今の会社のポジションでは、比較的自分のやりたいように仕事をさせていただいています。

そこで思ったことをエントリー。

最初は、おもしろくないことばかり。

今は自分のやりたい仕事ができていますが、いきなり、今の仕事ができるようになった訳ではありません。

最初は、何をやるかも決まっていないような子会社へ出向して、何をやっていいかもわからず、いろんな部署の人のいろんな温度差の中でもがきながら仕事をしていました。

当然、思い通りにはいかないし、参加している打合せで飛び交う言葉がわからなかったり、いろんなことも言われますし、失敗だらけで、おもしろくないこともありました（あんまり気にしない性格ですが）。

そんな中で、上司や理解のある方々に助けられ、ひとつひとつ自分たちのできることを積み重ね、何となく自分の部署の領域や役割が周りにも見えるようになってきました。

すると周りからは「ラクそうでいいですよね～（イヤミ）」とか、「やりたいことができて、いいですね（嫉妬）」といった声も聞かれます。

どうも、傍から見るとラクでおもしろそうに見えるようで、嬉しい限りです。

しかし、どうなんでしょう。

そういうことを言ってくれる人には、共通した思考が見え隠れします（っていうか、ボクもその思考をしていたのでよくわかります。）。

その思考とは、「１週間、１ヶ月という短期で結果や評価、変化が欲しい！」というもの。

「人はすぐに結果が出ることを過大評価するが、１０年かかることは過小評価する」といった言葉を聞いたことがありますが、まさにその通りだな。と思う次第で。

嫌味をいってくれる人の多くは、自分がちょっと頑張ったら「すぐ評価してほしい」「すぐに理想の働き方になりたい」と考えます。

しかし、１週間やそこらちょっと頑張ったからといって、１ヶ月後に自分の理想の働き方ができるハズがありません。

誰でも考えればわかることなんですが、成果がでないことにイライラし、コツコツやっている人の表面的な一部分だけを見て「ラクそうで、いいな～」と思ってしまいます。

そして、コツコツやっている人に懸命にイヤミを浴びせたりするわけですが、それよりも３年後を見据えてコツコツ積み重ねるほうが賢明です。

ボクがコツコツやっていることが少しずつ実を結んできて、嫉妬されたり、イヤミを言われるようになったことが、「あれ、昔の自分とちょっとだけ変わったのかな」と最近ちょっとうれしくも思います。

◆近況報告◆

今日は、新しいＷＥＢサイト立上げの打合せ。夜はミーティングに参加予定。

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