年上の部下への注意へをするときに考えたチームの”基準”の大切さ。

投稿者: | 2016年1月13日

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当たり前の基準が高い人、低い人。

会社には、色々な人がいて、いろんな基準の人がいます。

自分が預かっているチームの基準は、どうなのでしょう。

その基準は、チームのためになっているか?

ミスをして隠そうとした年上の部下に話したことがあります。

自分のミスをごまかしたい気持ちは、とてもよくわかります。

しかし、そういったミスはいずれバレるものです。

それを知ったボクは、もちろんミスをしたことを責めるつもりはありません。

ミスを隠そうとしたことに対しての原因確認と対策、そしてお願いをしました。

その内容は、こんな感じ。

「あなたの影響力は、自分が思っているよりも大きい。

だから、あなたの”基準”が、あなたの周りの後輩たちの”基準”になってしまうことを理解してほしい。

そして、そのあなたの”基準”がチームの仕事のクオリティを決めていくことを再度認識してほしい。」と。

チームの基準を生み出しているもの。

チームの”基準”で、そのチームの仕事の質が決まります。

ミスをしたら隠してしまおうと反射的に考える”基準”が蔓延ったチームと、ミスしたら隠さず報告して二度と起きないように仕組み化するチーム、どちらに仕事を任せたいでしょうか?

常に約束を守りプラスアルファの仕事をしようと考える”基準”のチームと、ばれないように楽をしてチャンスがあればサボろうと考える”基準”のチーム、どちらのパフォーマンスが高いでしょうか?

すべては、チームの”基準”にかかっています。

その基準は、チームのためになるのか?

そのチームの基準は、チームのみんなで作っていくものです。

その環境に大きな影響を及ぼすのは、リーダーの存在ではありません。

ボクは、チームのみんなが自らの基準を発信してつくるものだと思っています。

メンバーが自らの影響力を認識し、その積み重ねがチームを作っているという意識を持つべきです。

リーダーの役割は、「こうしろ。」「ああしろ。」ではなく、みんなが自分の影響力を理解できるようにコミュニケーションを取り、良い方向へ進める手助けをするのがちょうどいいんです。

あなたのチームの”基準”はどうですか?

 

 

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