衝撃の出会いで気がついた、3ノット的事情にもがくことができる幸せと人生戦略。

投稿者: | 2015年10月6日

wakaremichi

先日、ちょっと衝撃なことがありました。

たまたま、とある上場会社を辞めて、起業した方にお会いしました。

会ったというより、出くわしたといった感じ。

その方は実力があったにも関わらず、会社に疲れて、独立されました。

当初はうまくいっていたような話を聞いていましたが、ボクの目の前の姿は、ダンボールを集めてリヤカーを引いてるおじさんでした。

どんなプロセスがあって、そうなったのかはわかりません。

ボクは、声を掛けられませんでした。

そこで、ちょっと考えさせられたわけです。

思い通りにいかない。

会社で自分の思った通りのキャリアを描けることなんて、一部の人間を除いて、ほぼありません。

一年目で大きな実績を作って、二年目で社長をもらい、三年目で昇進し、四年目で新規事業を立上げ、五年目で新規事業を成功させて、、、という夢のようなことができるのは、ほんの一握りの方だと思います。

現実的には、自分が希望しない部署に配属になったり、変な上司の下になったり、自分の部署が解体されたり、足を引っ張られたり、順調に走ってきたレールを外されたり、いろんなことがあります。

それが、現実です。

「なんでオレがこんなことをやらなきゃいけないの??」

「は?なんでオレがそこに異動なの??」

ボクも少なからずそういったことを経験してきましたし、これからも会社にいればそんなことはたくさんあると思います。

転職、独立を考えた末。

そんな渦中にいると、いろいろ考えます。

「転職しようかな」とか、「独立起業しようかな」とか。

ボクも、そういうことは5万回くらい考えたし、実際にその準備もしました。

でも、結果的に、今はまだ辞めずに会社にいます。

理由はカンタン。

勇気と行動力が無かったんです。

辞めてしまって、新しいところで頑張っていたら、また別の人生があったでしょう。

どちらが良いかなんてわかりませんが、少なくとも今の時点での仕事はとてもおもしろいものになりました。

今のボクが取っているポジション。

「だから、会社は辞めない方がいい。」ということではありません。

自分の状況を踏まえたうえで、そのリスクに目を十二分に考えた方が良いと思う訳です。

ボクの今取っている人生の”戦略”は、会社の仕事をキッチリやって、かつ自分で渦を巻く(商売ができる)力をつけておくことです。

もちろん背水の陣をしいて、外に飛び出してしまう方が、成功に達するスピードが早いと思います。

しかし、現実的には星の数ほどの思い通りにいかない結果になった人もいる訳で、大切な人に迷惑がかかることもあります。

自分は、家庭面、健康面、ヨメ面、経済面、などいわゆる3ノット的事情があります。

だからこそ、その中でもがけることに感謝しながら、自分なりの正解を作っていこうと思います。

 

 

◆近況報告◆

今日は、新しい制作会社と打合せ。午後からセミナー勉強会。

1日1新:伊香保 蒸しきんつば

 

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