【Eコマース】売上の良いECサイトの運営、悪いサイトの運営の違い。

投稿者: | 2015年7月23日

henka

現在10以上のECサイトの運用や制作に関わらせて頂いていますが、売上の良いサイト、思わしくないサイトがあります。

一体、良いサイトの運営者と思わしくないサイト運営者、何が違うのでしょうか?

変化をつかむのが早い。

まずは、”変化”に対する考えが違います。

社内にはいろんなチャネルのいろんな情報があります。

ましてや今の時代は他社や他業界の情報も、自分で情報を収集しようと思えば、いくらでもできます。

売上の良いサイト運営者は、とにかく情報を取るのが早いです。

そして、それらの情報を”変化”として捉えていることです。

世の中は常に動いているので、「どこの部署で何が売れ始めた」「他社がこんなことをしている」という情報を”変化”として捉えて、その”変化”に素早く細かくできることから対応しています。

一方で売上の思わしくないサイトは、情報をただの情報として蓄積し、そこに”変化”を見出さず、結果”変化”に対応できず、ジワジワと首がしまっています。

そして、一発ホームランを狙いに行く悪循環の思わしくないサイトと、コツコツと細かな変化に対応する売上の良いサイトに分かれていきます。

止めるのが早い。

2つ目は、止めるのが早いということ。

ECの良い点は、簡単に止められるということです。

例えば、新規取扱商品。

実店舗であれば、商品を並べるために棚を作ったり、チラシを作るのに時間とコストがかかるので、簡単には引き上げられません。

一方のECでは、ちょっと試してダメならすぐに引き上げて、コピーやバナーを修正してまた試すということができます。

売上の良いサイトは、それが徹底されています。

一方の売上の思わしくないサイトは、「売れるかもしれない」という希望的観測でサイトの一等地(ユーザーに一番目に入りやすいページの場所)を無駄にしています。

サンクコストの罠にかかり、損切りができない状態が悪循環を生んでいます。

マインドが違う。

3つ目は、”マインド”の違いです。

売上の良いサイトは、事業部全員が「やってみてダメなら、すぐに手を変え、品を変え、売上を作る」というマインドを持っています。

そこには、「”失敗”したらどうしよう」という考えはありません。

”変化”をとらえるアンテナをはっていて、その”変化”に自分たちのできることを試していくマインドがあります。

一方、売上が思わしくない事業部は「それ、ホントに売れるの?」「もっと他の事例も調べてからやろう」とスピード感がなく、”変化”があるにも関わらず、「失敗しない」という確信がないと始めません。

だからといって、決してみんなやる気が無い訳ではありません。

そのマインドの差は、その事業部を率いるリーダーの影響が大きいように見えます。

自分も気をつけないと。。

 

 

◆近況報告◆

今日は、いろんな打合せ三昧。

1日1新:浅草橋 古月

 

今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。