【個人面談】個人面談は、円が重なり合う部分を探す作業。

投稿者: | 2015年7月10日

mendan

部下との個人面談をしています。

「企業は人なり。」人材育成もボクの大切な仕事のひとつです。

改めて個人面談の意味を考えてみました。

今の悩みや困り事を聞く。

個人面談では、会社のヒアリングシートに沿っていろんなことを聞かせてもらいます。

今の業務で満足していること、不満なこと、将来的にやりたいこと、チャレンジしてみたいこと、改善案やプライベートな心配事まで。

幅広くいろんな話をしてもらいます。

普段は業務以外でマンツーで話す機会がないので、しょーもないことを言ったり、自分のプライベートなことを話したりして、できるだけ話しやすい雰囲気を作るようにしています。

自分の絵を伝える。

相手の話を聞く一方で、ボクの考えや評価をフィードバックします。

そして、もうひとつ大切なのが、自分の絵を伝えることです。

リーダーたるもの、会社の大きなビジョンの中に、自分のチームの絵を描く必要があります。

そして、その絵を伝えることで、メンバーも方向性を考えることができる訳です。

その上で、その人がやっている仕事を会社の規定にそってただ評価するのではなく、自分が描いているチームの絵を伝えて、その絵の中で「あなたの仕事はこういうところで役立っている」ということをしっかりと伝えるようにしています。

相手に期待していることを伝える。

相手の話を聞く、自分のチームの絵を伝える、その中でメンバーの仕事に感謝する。

その順序で進めた上で、最後に伝えるのは「相手に期待していること」です。

人は、自分の役割が明確な方が

サッカーで「とりあえずみんな頑張って!」と言われても困ります。

それぞれのポジションや役割を明確にして、期待していることを伝える必要があります。

同じように、会社でも相手に期待していることを伝えることで、相手も自分の中でできることを考えるようになります。

個人面談は、ただ相手のことを知るだけではありません。

チームの絵の中で、期待している円、本人のやりたい円、本人のできる円の3つの円が重なる部分をひとつでも見つけて、相手の力を引き出す機会な訳です。

 

◆近況報告◆

今日も、外部打合せ、社内打合せ三昧です。

1日1新:社会保険の勉強。

 

今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。