【40歳雑感】夫婦も仕事も、未来を創る行動の理解には、タイムラグがある。

投稿者: | 2015年7月6日

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ボクの仕事は、目の前の果実をとることではありません。

場所を見定めて、果実がなる木を育てることです。

目の前のこと、10年後のこと。

我が家では、ボクの行動に嫁からいつも愛情たっぷりの叱咤激励やご指摘を賜り、それが引き金でいろんな小競り合いがあります。

あるときに気がついた訳です。

「・・・あ!考えている時間軸が違うんだ。。」ということ。

ボクが考える時間軸は、10年後を見据えて(実際は見えていないけど)、方向感を考えるための行動です。

嫁からすると会社のことや仕事のことなら理解ができますが、どこの輩かわからない人たちと朝っぱらから走ったり、週末に勉強会に参加するのは、「自分のやりたいことをして、ただ遊んでいるだけ」と見えるのは、仕方のないこと。

だkら当然「そんなことしているなら、こっちのことも考えてよ!」という気持ちを抱くことは、よくよくわかります。

しかし、目先のことばかりを見ていてはどうでしょう。

その先にある大きな岩や崖に気がつかず、「あのとき方向をちゃんと考えておけば・・・」と思っても後の祭り。

そうならないためにも、一家の主は嫁のプレッシャーを押しのけて、10年後を見据えた行動をする必要があります。

戦略は、時間軸を合わせることが大切。

会社の仕事でも同じです。

考えている時間軸が違うために起こる誤解があります。

定年間際の人は、自分の定年まで安泰であれば良い訳で、新たなチャレンジをするよりも2,3年の間で大コケしない施策を取ります。

本来は、自分たちの時間軸ではなく、10年後、20年後を見据えたことにチャレンジしていかなければいけません。

未来を創るのであれば、上層部がチャレンジできる環境を整えること、コケても経験と知識でリカバリーしてあげる文化をつくることが大切です。

そして思ったのは、チャレンジできる環境を整えたり、リカバリーする文化を作る仕事をしている人は、現場から見ると「仕事をしていないように見える」かもしれません。

実際ボクも現場の頃はそう思ったことがあります。

「あの管理職の人、ホント仕事していないな」と。

本当にただサボっているだけの人もいましたが、いろんな人に会い、いろんな現場に出向いている人は将来のことを考え、戦う場所を考えて、果実がなる木を育てていることに気がついたのは、自分が管理職になってからでした。

今の自分には何をしているのかよくわからない仕事が、実は未来をつくっていることを理解しなければ、もう一段上の仕事はできないと思います。

結局のところ。

結局のところ、仕事でも家庭でも、七つの習慣でいうところの第二領域の未来を見据えている(つもりの)行動は、お互いの時間軸を合わせないと理解されにくいです。

そしてそのことを理解するには、タイムラグがあるということです。

子供のころにさんざん親から言われたことを大人になって「ああ、そういうことだったのか」というように。。

一方で、目の前のことを放っておくと大変なことになります。

う~ん、要はバランスですね。

教官から教わった”朝活”も取り入れながら、第二領域の活動を増やしていきます。

 

◆近況報告◆

今日は、打合せ三昧です。

1日1新:ホタル観賞会

 

今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。