【40歳の仕事のやり方】”くたびれたオジサン”にならないように気をつけていること。

投稿者: | 2015年6月29日

kutabire

あなたの会社の中で、40~50代でイキイキ仕事ををしている人は、どれくらいいますか?

ボクの周りでは、お世辞にも多いとは言いにくいです。

組織の中で。

組織の中で与えられた仕事を懸命にやっていれば、40歳や50歳になった時点で「イキイキして安定した人生」になっているでしょうか?

ボクが見ている限り、そんなことはありません。

毎日同じように会社に行って、1年前とあまり変わらない会社から与えられた仕事を何となくこなして、週末にのんびりして、たまに飲みに行って不平不満をぶちまけてストレス発散し、気がつくと夏が来て、秋が来て、冬が来て、またひとつ歳をとる。

これこそが”安定”かもしれませんが、ある時に潮目が変わり、状況が一変することもあります。

組織の中で偉くなったと勘違いした態度をして足元をすくわれる人、過去の実績や成功体験にあぐらをかいてしまった結果、今の時代についていけない思考になって虚勢だけで何とかしようとする人、与えられた仕事を一生懸命していた結果、それしかできなくなりシステムに代替えされてしまった人などなど。

そういうことを目の当たりにすると、「安定していないのが当たり前だと考えて行動している人が、環境に適応できる」ということ言えます。

勾配がきつくなる40代。

さらに、40歳と言えば、人生の勾配がキツくなる時期です。

職場では多様な形の責任が増してくるし、何となく職場でのゴールも見えてくるし、家庭では夫婦の価値観の違いが表面化したり、子供が難しい年頃になるし。

思い通りにいかないことが重なり、複合的な要因が絡み合ってくる中で、自分自身に対して「このままでいいのか?」という自問自答が強くなる時期でもあります。

そして「これだ!」という正解がない中で、自分なりの正解を探す日々。

今の”安定”を捨ててチャレンジしようと考えたり、週刊誌の年収や仕事内容などの”平均”や”どん底”と比べて「まだマシだ」と自分の立ち位置を肯定してみたり。

勾配がきつい坂道を登るこの時期、会社の飲み会の席では多くの場合が不平不満や過去の自慢話であり、5年後、10年後をワクワクしながら建設的に語る人は極僅かです。

くたびれたオジサンにならないように。

そんな”くたびれたオジサン化”の原因は、会社のせいだとは思いませんし、本人たちが悪いというつもりもありません。

ただ周りを見ていて個人的に思うのは、この時期に、自分自身の新しい能力を耕したり、視野を広げる生活をしていない人の行く末は、”リスク”を冒さないことを正当化し、チャレンジするマインドを忘れ、変化を受け入れない”くたびれたオジサン”になってしまう可能性が極めて高いということ。

ということは、「この40歳の時期にどう考えて、どう行動するか?」はとても大切です。

自分なりに大切なポイントだと思うのは、「社会との接点を増やすこと」です。

会社の外に出ると、いろんな価値観や生き方に触れられます。

そこでの学びは、必ず何かの形で今の仕事に役立ちます。

ボクはそれを今すごく強く感じています。

自分の今のポジションでの仕事は、それまでの会社で学んだことだけでミッション達成をイメージすることができなかったと思います。

今のポジションでの仕事がイメージできるのは、会社の外で出会った方々の価値観や発想が軸になり、これまで会社で学んだことがそこで整理されて、自分の中で活かされているからだと思っています。

その事実があるので、外の人と会っていないと不安だし、毎日いろいろ考えてしまうし、いつどうなるかわからない”安定”していない状態だと思っています。

そして、チャレンジするマインドを少しでも鍛えるために、会社という土台を使ってどんどんチャレンジしようと考えています。

そのチャレンジによって、さらにミッション達成のイメージや未来が描けるようになり、仕事はエキサイティングになっていくはず。

そのエキサイティングな仕事をしていれば、少なくとも”くたびれたオジサン”にはならないのかなあと思っています。

 

◆近況報告◆

今日は、プレゼン資料作成などなど。

1日1新:松が丘小学校。

 

今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。