【損益計算書】P/Lを引く力がなければ、リーダーは務まらない。

投稿者: | 2015年6月24日

Profit and Loss Statement

ボクはよく「P/L(ピーエル)を引く」という表現を使います。

横文字みたいでカッコいいからという理由もありますが、これは事業を進めるには必須の考え方です。

良習慣さんのブログで「ロマンとソロバン」という言葉を読んで、そんなことを考えました。

P/Lを引くとは?

P/Lとは、Profit and Loss Statementの略で、損益計算書のことです。

損益計算書とは、企業や事業の成績表みたいなものです。

家計簿でも、給料から、食費や光熱費、住宅ローン、教育費などを引いて、手元に残らなければ破綻への道を歩むことになります。

それと同じで、売上金額から仕入金額、物流費や人件費などを引いて、お金が残らなければ赤字垂れ流しということになります。

赤字が続けば、当然ながら事業としては成り立ちません。

そのために、事業の計画や何か始めるとき、投資をするときは、必ずP/Lを引く(つくる)ことが必要です。

頑張ります!はいらない。

元伊藤忠商事社長、丹羽宇一郎さんがおっしゃったとされ有名なエピソード。

「頑張ります」と社員に言われた時に「君、頑張らなくてもいいから仕事をしなさい」と返したという話。

「これをやらせてください(お金を使わせてください)!頑張りますから!」と言う熱意は大切です。

しかし、熱意を示すことが仕事ではないはずです。

熱意とセットでとP/Lを引くことが大切です。

大切なのは、儲かるか?

P/Lが引けるというのは、手持ちの根拠で、儲かるかどうかを数値で示せる力です。

(もちろんただ金銭的に儲かるという意味ではなく、広い意味で自分たちの価値が上がるかどうかという視点で考えることが大切ですね)

そこにお金を投下したら、将来的にどうなるのか?

それを示すP/Lは引いているのか?

P/Lが引ければ、売上の公式である「客単価×客数」からいろんなカタチで応用でき、行動に落とし込めます。

P/L無くして、事業無し。

P/L無くして、リーダーは務まりません。

 

 

◆近況報告◆

今日は、将来の事業をブレストします。

1日1新:鎌倉の瓦せんべい。

 

今日も一日、感謝を忘れずに今を楽しみます。