何かをしてもらえるのが当たり前だと思っていると、仕事はうまくいかない。

投稿者: | 2023年6月14日
何かをしてもらえるのが当たり前だと思っていると、仕事はうまくいかない。

娘も高校受験に向けて準備をし始めました。

なので、ボクもちょうちょいいろいろな高校の先生のインタビューみたいなものを読んだりします。

その中で、とある先生は、このような話をしていました。

「高校は、何かをしてあげるところではありません。」と。

学校は、生徒を教育、指導する役割があるので、いろいろな機会を与えて、何かあれば教えて、生徒の成長の支援をしてくれます。

すると、「何かをしてくれるのが当たり前」だと思ってしまうケースも出てきます。

続けて、先生はこう言います。

「自分は、何をしたいのか?その軸になるのは、自分の夢です。自分で考えて、自分で行動するようにしましょう。学校は、それぞれの考えを尊重する環境をつくり、その考えや行動を支援します。」と。

つまり、高校は生徒に何かをしてあげるところではなく、自分から動くことが軸となり、それを支援をします、というわけです。

 

これは、会社でも同じ。

会社は、何かをしてくれるところではありません。

「教えてくれないから、できないんです。」

「機会をくれないから、やらなくて良いと思っていた。」

そうした”お客様気分”が抜けずに、誰かが何とかしてくれる、自分がやらなくても大丈夫、みたいな感覚を持っているのは、ちょっと危険ですよね。

 

だから、会社やチームは何を目指しているのかを理解して、「自分はチームに対して、何ができるのか?」、「自分は、どう貢献できるのか?」をちょっと考えてみる。

そういう姿勢を持つことで、会社もあなたにいろいろな機会を与えてくれたり、教えてくれたりすることが増えるのではないかと思うわけです。

「誰かが何かをしてくれる」「何もしてくれない」と自分を中心に考えていては、いつまで経ってもチャンスは訪れません。

「何をしてくれるの?」という姿勢ではなく、「自分は何をしたいのか、自分は何ができるのか、どうやって貢献できるのか」を考えることが大事ですね。

 

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