出向先の子会社の方が、親会社よりレベルが高いという現実。

投稿者: | 2023年4月22日
出向先の子会社の方が、親会社よりレベルが高いという現実。

ボクは今、子会社にいます。

いわゆる出向です。

ボクの勝手なイメージだと、親会社の人の方がレベルが高くて、子会社の人の方がちょっと低め、そんなものすごく失礼なイメージを持っていました。

レベルというのは、仕事への姿勢であったり、考え方であったり、仕組みであったり、そういったことすべてをひっくるめてのもの。

しかし、その会社に行くと、そのイメージは瞬時に覆されました。

「え?自分たちより、全然レベルが高いし、メンバーの方々の仕事への姿勢も素晴らしいじゃん。すげ~。。。」と。

そこで、自分は視野が狭くて、アホな人間だなぁと気付くわけです。

そして、その中で貢献できるように自分のレベルを上げるべく努力をしないといけないと思ったわけで、その事業領域の特徴であったり、仕事の組み立て方、基準を必死に学びました。

 

一方、今までの環境でやってきた自分のやり方を押し通そうとする人もいます。

意識的なのか、無意識的なのかわかりませんが、親会社のやり方をそのまま新しい環境にハメて、仕事をしようとするわけです。

それが良い方向にハマれば良いんですが、新しい環境の方がレベルが高く、仕組みもしっかりしている中で、「自分は親会社だからレベルが高い」と思い込み、横柄な姿勢で仕事していたら、目も当てられない結果となります。

もっと困るのが、「自分は親会社だからレベルが高い」と思い込みを貫き、周りも「その方がラクだし、そっちの低い基準に合わせようっと。」という人が徐々に増えてくると、組織全体のレベルを落としてしまい、仕事のクオリティも下がり、会社としてのレベルが落ちてしまいます。

怖いですよね。

自分自身もさることながら、親会社から来た人間が子会社の組織のレベルを下げるようなことはしたくないものです。

   

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