仕事が早い人は、フライング上手で、さらにはやらないことを決めている。

投稿者: | 2023年3月11日
仕事が早い人は、フライング上手で、さらにはやらないことを決めている。

仕事がはやい人は、何をしているのでしょう?

結論から言うと、「やらないことを決めている」と思います。

 

仕事がはやいのには、2種類あります。

ひとつは、作業がはやい人。

例えば、「この資料をまとめておいて」と依頼と、Excelの関数やら、ピボットテーブルやら、いろいろなテクニックを駆使して、ものの数分でつくってくれたら、「この人、仕事、はやっ!」と思います。

これは、言い換えると、その依頼事項と相手の求めていることを理解し、アウトプットをイメージして、そのプロセスに対して自分のスキルやノウハウを総動員して、最短の時間で仕上げることができるわけで、作業にかかる時間が速いわけです。

 

もうひとつは、仕事がはやい人。

これは、同じように「この資料をまとめておいて」と依頼すると、「ああ、これですね!やっておきました!」とその場で提出されたらどうでしょう?

「おおお、仕事がはやっ!」と思いますよね。

これは、仕事の全体を理解していて、その中で「この先、こういう方向で進むから、こういうことをやっておいた方がいいし、手を打っておかないとリスクが大きくなるな」という俯瞰的に見て、先回りをして「こういう資料が必要になるな」と考えて、用意しておくことができちゃうわけです。

これは、仕事を早い段階で準備をしておくというもので、作業が速いのではなく、前もって用意しておく、言い換えると”フライング上手”ということです。

でも、そのフライング仕事は、結果的に必要にならないかもしれないし、そんな不確実な仕事に時間をかけるなら、ゲームしたり、動画を観たりした方が楽ちんだし、楽しいし、そっちの方がいいよね~とボクのように考える人の方が多いように思います。

なので、フライング上手ということは、フライングをするための時間を投資できる人で、その時間を確保するために第四領域のことをやらないと決めて、第二領域のフライング時間を確保している人というわけです。

 

仕事が速いと早い、両方できる人になりたいものです。

  

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