部下との面談で使える3つの質問。その機会が未来への起点となるかも。

投稿者: | 2022年11月5日
部下との面談で使える3つの質問。その機会が未来への起点となるかも。

自分のチームのメンバーに半年に1回面談をしています。

そのときに質問する3つのこと。

それは、

  1. この6ヶ月でアピールしたいことは?
  2. 次の6ヶ月後にどうなっていたい?
  3. そのために手伝った方が良いことや自分がやるべきことは?
    そして、何に一番時間をかけるべき?

です。

 

まずは、過去6ヶ月で本人がアピールしたいことを聞いています。

目的は、この半年での活動を振り返ることです。

ボクが見ているところと本人がアピールしたいところは、違うことが多いですし、なかなか自分自身の活動について振り返ることは無いので、自分で頑張ったことを振り返りつつ、アピールしてもらうわけです。

アピール方法は自由なので、プレゼン資料を作ってくる人もいれば、とにかく話まくる人もいますし、特に無しという人もいます。

 

次に、この先の6ヶ月後にどうなっていたいか?

目的は、目標をつくるということですね、

売上目標の人もいれば、部下の育成を挙げる人もいるし、この6ヶ月で達成できなかったことを何とかして取り返したいという人もいるし、資格を取得することを目標とする人もいるし、様々です。

ここで会社から期待していることも伝えて、目標の方向性を合わせます。

 

そして次は、その6ヶ月後に達成するためにやるべきこと、手伝って欲しいことを尋ねます。

具体的に何をしたらいいのか助言が欲しいという人もいれば、特にないですという人もいるし、待遇を良くしてほしいという人もいて、これもまた様々です。

 

で最後に、やるべきことが決まったら、そこにどれくらい時間をかけるのかを聞きます。

こう聞くと、なかなか答えにくいものですが、ここをハッキリさせないと目標を作っただけで終わってしまいますので、とても重要なことですよね。

 

ここで、その人の考え方が見えるもの。

自分のパフォーマンスを上げるため、目標を達成するために、会社が用意してくれる研修や学びの場だけで何とかしようとする人が多いんです。

自らの目標を達成するために”自主練”すらしていないのに、「会社が研修や学びの場を用意してくれないから仕方ない」と考えてしまう人も多いもの。

もちろん、「仕事は仕事だから、決められた時間しかやらない」という考え方も正しいと思いますが、誰かが用意してくれるものではないことを理解し、自らが、自らのために、一日30分でも、自分の目標を達成する可能性を上げるために時間をつかう人もいることを知っておくことも大切です。

こうした面談が、もしかすると未来に向けての一歩を踏み出せる良い機会になればいいなぁと思っています。

 

と言いつつ、自分も半年後にどうなっていたいのか?

改めて整理をしようと思います。

 

  

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