サラリーマンだと他責思考になりやすい?自責思考ベースのマインドセットを育てる環境。

投稿者: | 2022年5月30日
サラリーマンだと他責思考になりやすい?自責思考ベースのマインドセットを育てる環境。

サラリーマンだと、身に付きにくいチカラがあります。

 

タフさ、ガッツさ、自責思考、押し返すチカラです。

 

もちろん、サラリーマンでもこうした力を身に付けていらっしゃる方もたくさんいますが、

少なくとも個人的な感覚値では、ボクも含めてそうなのではないかと感じています。

   

なぜそう感じたか?

 

サラリーマンは、組織で仕事をします。

組織で仕事をするということは、

良くも悪くも役割分担がされているということ。

 

役割分担がされていると、

何か上手くいかなかったときに、多くの場合は自分のせいだけでなく、

「他の部署にも原因があるのだから仕方ないよね」と責任逃れができます。

  

自分で何とかならなくても、

上司が何とかしてくれるし、

上司がダメだったらその上の上司もいるし、

それでもダメなら社長もいるし、

社長もダメなら専門機関もあるし、

とにかく自分が何とかしなくても、何とかなってしまうものです。

  

そして、何かにつけて、

「業績が悪いのは、会社の方針が悪いからだ」とか、

「あの部署が足を引っ張ったからだ」とか、

「仕入れ部門が弱いからだ」とか、

自分ではなく外的要因に逃げて、「自分は悪くない」とすることができます。

  

そうすると、会社全体にそうした「何かあれば人任せ」の環境になり、

個人においても主体性を欠いていき、それが自分たちのマインドを蝕み、

いつの間にか、何かあれば自分以外のことが悪いと考える”他責思考”の出来上がりというわけです。

 

こうなると、本当にどうにもならない逆境の状況から押し返すチカラが弱まります。

 

しかし、これがベンチャー企業だとそうはいきません。

何か問題があれば、市場から一発退場もあるわけですから、

自分たちで何とかしなければなりません。

 

さらに言うと、最悪の状況にならないように、

10手先まで注意を払い、自分で周りを固めておかないといけません。

 

常にそうした環境で、常にアンテナをはり危険を察知できるようにすることで、

タフさ、ガッツさ、自責思考、押し返すチカラが自然と身に付きます。

 

一緒に仕事をさせていただいているベンチャー社長から、

サラリーマンとの決定的なマインドの違いを感じました。

  

 

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