ぬるま湯ではビジネス戦闘力は上がらない。常に考えて、常に動くことを当たり前にする環境に感謝。

投稿者: | 2022年5月18日
ぬるま湯ではビジネス戦闘力は上がらない。常に考えて、常に動くことを当たり前にする環境に感謝。

ビジネスっておもしろいですよね。

 

今は良い意味でも悪い意味でも、

零細ベンチャー企業の中で仕事をしているので、

日々様々な経験をさせてもらって、

ビジネス戦闘力が上がっている感覚を持っています。

 

一方では、

「会社でのぬるま湯につかってしまっていたなぁ」

ということに気が付いて愕然とする気持ちもあります。

「このぬるま湯にもっと早く気が付けたら、また違った人生だったかも」と思いつつ、

「この環境に放り込まれて、本当に良かった」と感謝の気持ちでいっぱいです。

 

では、どんなことがぬるま湯だったのか?

そして今は、どんなマインドで仕事をグリグリ回しているのか?

 

まず、今までの環境と仕事の進め方ですが、 

それなりのキッチリと分業にされていました。

 

例えば、商品企画は、この部署、

商品の仕入れは、この部門、

価格設定は、この部署、

在庫や物流は、この部署、

販売するのは、あの部門、

お客さま対応は、この部署、

お金のことは、この部署、

といった感じで、キッチリ分かれています。

 

それぞれに担当領域があって、その領域を超えることは越権行為になるので、

それぞれの領域を担当して、ひとつの仕事が完結するわけです。

動かすものが大きければ大きいほど関わる人も仕事も多くなるので、

分業をすることで機能をするのはとても良く理解できます。

 

ただ、これだと自分の領域でしか仕事を見られないので、

最終的なお客様の反応が悪かった場合や儲からなかった場合に、

「そもそもあの部門の方針が悪いから、失敗した」とか、

「こっちの部門がしっかりやらないからこうなった」などと

責任のなすりつけ合いが始まったりします。

良い意味でも悪い意味でも、チームプレーなので、

どこかで他人任せにしたり、他責思考が働いてしまうんです。

それは、言い方は悪いかもしれませんが、所詮は歯車のひとつに過ぎないわけですね。

 

一方、零細ベンチャーだとそうはいきません。

自分の仕事は、すべて自分で考えて、自分で案件を引っ張ってきて、

自分で組み立てて、自分で利益計画をつくって、自分で着地させなければなりません。

 

そのために、常に考えて、行動して、修正して、正解をつくっていくわけです。

すべてが自分の責任で回すので、逃げ道はありません。

成功したら協力してくれた人のおかげ、失敗したらすべて自分の責任です。

 

こうなると必死にやりますよね。

片手間で何とかなるわけがありませんから、必死にやらないといけません。

常に考えて、常に動くのが当たり前の環境です。

 

これは、ある程度大きな会社だと経験することはできません。 

常にプレッシャーがかかり、常に考えている状態で疲れてしまうときもありますが、

これをしていると、ビジネス戦闘力が確実に上がりますね。

 

ありがたい環境に感謝です。

 

   

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