ウサギとカメの本当の教訓。油断大敵、コツコツ努力、ゴールを見よう、に加えた新しい解釈。

投稿者: | 2021年11月30日

ウサギとカメの本当の教訓。油断大敵、コツコツ努力、ゴールを見よう、に加えた新しい解釈。

ウサギとカメの本当の教訓。油断大敵、コツコツ努力、ゴールを見よう、に加えた新しい解釈。

先日、ウサギとカメの話になりました。

 

子供の頃に一度や二度は聞いたことがあると思います。

 

こんな話です。

むかしむかしの おはなしです。
あるところに、うさぎと かめが いました。
「おいら、かけっこは だれにも まけないんだ」
うさぎは とくいそうに じまんしました。
「ぼくだって、まけないように がんばるよ」
かめも いいました。

「それなら、あのやまの てっぺんまで、しょうぶしよう」
うさぎが いいました。
ふたりの まえには ぐねぐねの やまみちが ひろがっています。
「うさぎどんと かめさんの かけっこ しょうぶだって?」
くまや きつね、りすに ことり、
もりの なかまたちが おうえんに やってきました。

「いちについて ようい どん!」
うさぎは びゅーんと とびだします。
かめは ゆっくり ゆっくり やまみちを のぼります。
「フレー、フレー、うさぎどん!」
「フレー、フレー、かめさん!」
うさぎは、あっというまに みえなくなりました。

うさぎは やまの まんなかで、うしろを ふりむきます。
「かめさんは ずいぶん ゆっくりだなあ。ちょっと、きゅうけい しようっと」
そして、ふわふわの クローバーの うえで、ぐうぐう ねむってしまいました。

そのころ かめは、ゆっくり はしっていました。
「まだ、てっぺんまで はんぶん いじょう ある」
のどは からからで、いきは ぜいぜい。
あしは つかれて ぼうきれの ようです。
それでも、
「フレー、フレー、かめさん!」
なかまたちの こえを きくと、げんきが でました。
「ぼくは、あきらめないよ!」

ふうふう いいながら、かめは はしりつづけました。
いよいよ、さいごの まがりかどです。
そのとき、
「しまった!ねすごした!」
うさぎが とびおきました。

うさぎは すごい はやさで かめを おいかけます。
「かめさんに、まけてたまるか」
「ぼく、うさぎどんには、まけないよ」
あと、もうすこしで てっぺんです。
「フレー、フレー、かめさん!」

てっぺんに さきに ついたのは、かめでした。
「やったあ、ぼく、がんばったよ」
かめは うれしくて にこにこ。
「がっくり、まけちゃった」
うさぎは、しょんぼり。

「うさぎどん、いっしょに はしってくれて ありがとう」
かめが いうと、うさぎも ようやく かおを あげました。
「うん。また、しょうぶしようね」
ふたりは なかよく あくしゅをして、にっこりと わらいました。

https://www.yumearu-ehon.com/stories/3309/

めでたし、めでたし。

そんな話ですよね。

 

この話の教訓は、

調子に乗って、油断してはダメだよ!

コツコツと努力をすることが大事だ!

といわれることが多いです。

 

ボクも子供の頃は、そう聞いていました。

 

しかし、それに加えて、大人になって違う視点の教訓を知りました。

 

それは、

相手ではなく、自分のゴールを見よう。

というもの。

 

ウサギは、カメを見ていました。

一方のカメは、ゴールを見ていました。

 

ウサギはカメを見て、

「まだまだ差があるから余裕っしょ。昼寝でもしよう。」となり、

カメはウサギではなくゴールを見ていたので、

「ゴールは向こうだから、ゆっくりでも進んでいこう。」

となったわけです。

 

つまりは、

見ているところが違っていた、

相手と競争するのもいいけど、自分の目標を見ることが大事。

ということですね。

   

これがよく言われるウサギとカメの教訓です。

 

 

そこにボクなりの教訓を付け加えました。

 

それは

得意なところで勝負しよう。

です。

 

ウサギは、地上で走ることが得意。

これが水中になったらどうでしょう?

カメの方が速いですよね。

 

つまり、環境に合った特性があるよ、ってことです。

どちらが良い悪いではなく、それぞれの特徴があるから、

それを考えて活用しよう、ということです。

 

ウサギとカメの話も、深いものですね。

 

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