機能的価値を絶対的に上げるとドツボにハマる。やるべきは、相対的価値を上げる工夫。

投稿者: | 2021年11月4日
機能的価値を絶対的に上げるとドツボにハマる。やるべきは、相対的価値を上げる工夫。

機能的価値を絶対的に上げるとドツボにハマる。やるべきは、相対的価値を上げる工夫。

ビジネスをしていると、

「付加価値をつけようぜ!」的な話になることがあります。

 

その付加価値は、どうやって考えればいいのでしょう?

 

結論から言うと、

3×2で自分たちの付加価値を考えることが重要です。

  

まず、「付加価値をつけようぜ」という活動の起点になるのは、

どちらかというと「お客さまが求めているから」ではなく、

自分たちの都合で「付加価値つけようぜ活動」が始まることが多いようです。

 

その流れの多くは、ザックリ言うと、

「売上を上げたいよね!」

→「それなら、お客さまを増やすか、客単価を上げなきゃ!」

→「客単価を上げるには、商品の価格を上げなきゃ!」

→「だとすると、商品の価値を上げる、つまりは付加価値つけようぜ!」

みたいな感じ。

 

そして、結果的に、

「自分本位の価値を上乗せして値上げする」みたいなことになります。

 

ただ、自分本位が悪いわけではなく。

 

そもそも付加価値の価値って、何なんでしょうね?

 

マーケティングでよく言われるのは、

価値は3つに分けられるよ、というもの。

  • 機能的価値:技術や性能、効果など、問題を解決する機能そのもの。
  • 情緒的価値:安心感や高級感、充実感など、気持ちの良い感情になれるもの。
  • 自己表現的価値:自己表現を手助けしてくれるもの。

 

どれかひとつだけの機能を持っているわけではなく、

それぞれの機能を持っているわけです。

 

一方で、もうひとつ価値の考え方があります。

それが、絶対的価値と相対的価値。

  • 絶対的価値:他の何物ともくらべようもない状態・存在であること。
  • 相対的価値:物事が他との関係や比較の上に成り立つさま。

こちら参照↓

 

ここで重要なのは、

「三つの機能と二つの機能を掛け合わせて、

自分たちのつくる価値を決めた方が良いよ。」ということ。

 

「価値を上げよう!」とする多くの場合、

機能的価値を絶対的に上げようとします。

 

希少な素材を使ったり、超ハイスペックにしたり、

お客さまが求めていないのに機能的価値を上げようとすると、

コストがどんどん上がってしまい、ドツボにはまります。

 

しかし、価値を上げるときにするのは、

相対的価値に目を向けた方が良いんです。

 

例えば、

高齢者が多く住むエリアで、昼からやっている美容院が多ければ、

早朝から始めてみたらどうでしょう?

 

もしかすると、早起きの高齢者にとっては、

昼からしか営業していない店と比べて、相対的に見て価値があるわけです。

 

もちろん絶対的価値として、

カットの技術を世界一にする方法もあるかもしれませんが、

それよりもコストも時間もかけずにできる付加価値です。

 

つまりは、

機能的価値を絶対的に上げることはせずに、

ズラして、相対的価値を上げることが重要。

ということですね。

 

先日友人とそんな話をしたので、自分なりのメモでした。

  

  

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