仕事では「できません。」と言うなというけど、できないものはできない。その後が大事という話。

投稿者: | 2021年10月21日

仕事では「できません。」と言うなというけど、できないものはできない。その後が大事という話。

仕事では「できません。」と言うなというけど、できないものはできない。その後が大事という話。

仕事では「できません。」を言わない方が良い。

そんな論調を聞いたことがあります。

  

新しい仕事をもらうときに、

「いやぁ、それはできませんね。」

なんて言ったら、仕事になりませんから。

 

なので、

「できないではなく、できるように考えるのが仕事でしょ?

だから、「できない」なんて言っちゃダメだ!」

みたいに言われるわけです。

  

確かに、その通り。

「「できない」と言わないで、「できるようにする」のが仕事」というのはわかります。

 

しかし、ここでひとつ勘違いしている人もいます。

 

その勘違いとは、

「できません。」と言わない=「できる。」

というもの。

 

依頼する側もされる側でも、

「できません。」と言わないということは、

「できる」でしょ?と考える人がいます。

 

それは、大きな間違いです。

 

できないものは、できないんです。

例えば、「明日までに10階建てのビルを建ててね。」と言われても、

できるわけがありません。

   

それを「できないって言っていないから、できるんでしょ?」

というのは、大きな間違いです。

 

できないものは、できません。

なので、「それは、できません。」とハッキリ言うことが大事です。

 

そして、ここからが大切。

 

できないものはできないので、「できません。」と言いましょう。

ただし、その後にこう言葉を添えましょう。

 

「こういう選択肢だとどうでしょう?」

 

こうすると「それはできないけど、これならできますよ。」ということになります。

 

つまり、

「Aはできないけど、そもそもの目的を考えると、BやCでもいいんじゃないですか?」

 

「できません。」と言わない。=それができる。

と考えるのではなく、

 

「できません。」と言う。「ただし、これならばできます。」

と他の方法を提示する。

  

これが本当のところの「できません。」と言うな!ということです。

 

「仕事ができる」とはどういうことか?

仕事ができる人は、3分話せばわかる―――信頼を勝ち取る「準備・具体性・ストーリー」 (三笠書房 電子書籍)

「仕事ができるやつ」になる最短の道

     

【kindle Unlimitedで無料!】
マーケティングの取扱説明書。

サラリーマン複業