定例会議を開催できているか否かで、チームを上手く回せるかが見えてくる。

投稿者: | 2021年10月6日

定例会議を開催できているか否かで、チームを上手く回せるかが見えてくる。

定例会議を開催できているか否かで、チームを上手く回せるかが見えてくる。

会社の中のいろいろなチームを見ていて気が付いたこと。

 

周りを見渡すと、同じような業務内容にも関わらず、上手く機能しているチームと上手く回っていないチームがあります。

どこのチームも、リーダーのレベルもそんなに変わらないし、メンバーも頑張り屋さんばかり。

なのに、上手く回るチームと回らないチームがあります。

 

不思議ですよね。

なぜ違いが生まれるのでしょう?

ということで、上手く回っているチームと回っていないチームの違いを探してみました。

 

そのひとつが、『毎週定例ミーティングをしているか否か』です。

 

どういうことか?

 

見ていると、毎月定例ミーティングをしているチームは多いんです。

しかし、毎週決まった曜日で決まった時間にキチンとミーティングをしているチームは、意外と少ない。

 

もう少し厳密に言うと、毎週ミーティングをすることにはなっているけど、都合が悪いと実施しないチームが多いんです。

例えばリーダーの都合が悪かったり、カレンダーの都合でスキップしたり、

 

ミーティングをしないこと自体は問題ではないんです。 

個人的には、定期的にミーティングをすることでコミュニケーションが取れると思っていますが、意味のないミーティングはやらなくても良いですからね。

 

ただ、「定期的にミーティングをすると決めているのに、その時の都合で”やらない”という決断をする思考」が、チームに悪影響を及ぼしているのではないかと思うわけで。

 

日々の仕事や生活の中で、「やる」と決めたことに対して、やらない理由なんていうものは簡単に見つけられます。

 

例えば、個人に置き換えて、「毎週ランニングをする」と決めたとしましょう。

最初は、スケジュールをブロックして、頑張ってランニングするわけです。

しかし、「今日は疲れているから」「今週は忙しいから」「走れるときに走ろう」となり、スケジュールをブロックできなくなって、結局そのまま走らなくなる。

よくある話です。

 

人生は、習慣を変えることでしか変わりません。

習慣を変えるとは、時間の使い方を変えるということです。

時間の使い方は、意志ではなく仕組みを使って変えることが有効です。

  

「現状を良くしていくため、現状の認識合わせのため、目標達成のために定期的にミーティングをする」と決めて、

他の都合を優先させてやらなくなり、「必要なときだけやればいいじゃん」となり、

必要なときというの定義が曖昧で、結局やらなくなってしまい、何か問題が発生して、またやり始める。

 

「定期的なミーティングの開催状況」を見て、そういう考え方が垣間見えるわけで、そんな思考が蔓延っているとチームとして上手く回らないのも納得できます。

 

逆に、毎週決まった時間に週次ミーティングをやっているチームは、毎週決まった時間にミーティングができるように仕事を前倒ししたり、調整したり、自分たちで時間をコントロールできる状態にしているのですから、上手く回るのもうなずけます。

 

チームが上手く回っているか否か。

それは、定期的なミーティングの開催状況を見ればわかるというお話でした。

 

   

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